2024年3月31

      王滝渓谷  15名 

  3月に入ってからの休日は雨予想の日が

多かったが、今日は晴れで暖かく絶好のハイキング日和となった。それぞれが4台の車に分乗、春日井を7時に出発した。途中の道の駅「瀬戸しなの」に全員が集合。そこからは1時間ほどで王滝渓谷入り口の駐車場に到着した。

準備などの後、9時にハイクスタート。まずは梟ケ城址の展望台を目指す。30分ほど急坂を登ると展望台に着いた。階段を上がったところからの眺望がすばらしく、豊田市街やトヨタドームがよく見える。ちょっと霞んでいたが名古屋のビル群も見ることが出来た。そこから下り、渓谷沿いの遊歩道を進むと岩の間を流れる清流、巨岩トンネルのほか、幾つかの園地がある。唯一の難所であった岩場の段差では手を引っぱってもらったり、お尻を押してもらったりして何とか越えることが出来た。途中に咲いていた赤紫のモクレンの花もきれいだった。渓谷にかかる橋や桜の花を見ながらゆっくりと散策。渓谷の上流部にある古美山園地付近には大岩がありクライミングを楽しむ人もいた渓谷の景色以外にバーベキュー、夏なら川遊びも出来るらしい。「東海の昇仙峡」とも言われる渓谷だが、ここなら真夏でも涼しそうだし、秋の紅葉シーズンに来てもいいところだと思った。

  最初、王滝渓谷と聞いた時は長野県の王滝村のどこかにあるものだと思っていた。王滝渓谷の駐車場から遊歩道を歩いていた時、「どこか見覚えがある」と思い、帰宅して調べたら4年前にも来たことがある所だった。まさか豊田市だったとは・・・・・。   (横)

 

 2024年3月21~22

     北八ヶ岳・天狗岳  名 

 1日目は雲が多かったが、2日目はお天気に恵まれ、予想していた強風もなく比較的穏かな中、八ヶ岳ブルーを満喫出来て良かったです。早朝はマイナス18℃だったが、日も登ってきてだんだん雪崩の恐れもあるとのことで、注意して歩きました。

 ずっと泊まってみたかった黒百合ヒュッテに宿泊。雪景色を見ながらホットワインを飲みながら暖炉で暖まったり、夜は星空も綺麗でした。また夏に来て、その時はテント泊して縦走してみたいものです。

 学生さんの春合宿グループと山小屋も一緒で、山行中もほとんど一緒で賑やかに、また引率ガイド、先生方も近くにいらっしゃり心強かったです。早稲田実業高校・中学の団体さんでした。  (MK)

 

 2024年3月20

      満願峰・朝鮮岩  9名 

勝川5時15分発、青春18切符を使って静岡の山に登った。

青春18切符を使うと乗り放題2,410円なので超、超お得だ。ただ静岡駅着が9時、乗車時間が長いのがつらい。

アップダウンの繰り返しが結構きつかった。

 やはり、静岡は温かい。桜が咲いていた。登山道には桜の花びらが落ちていて春を感じることができた。

登山道は杉林が立派だったけれど眺望はない。先頭を歩く人達が健脚で私はついていくのが必死で素敵な杉林を堪能する余裕がなかった。もう少しゆっくり歩いてよ~

 満願峰からの眺望は素晴らしい!富士山は山頂に雲がかかっていたけれど昼食を食べていると風が雲を引っ張ってくれた。もう少し、もう少しと願ったけれど完全には無くならない。リーダーの朝鮮岩からの眺めはもっと素晴らしいからという言葉で出発した。

 リーダーの言葉通り朝鮮岩からの眺望は最高だった。静岡市が見渡せた。富士山山頂はやはり隠れていたけれど。

 来年は定例山行に組み入れてスルジェのみんなと一緒に見てみたい景色だと思った。    (日)          

 

 2024年3月18

      須磨アルプス  1名 + 2

当初、私は317日(日)の定例山行須磨アルプスに参加しようと思っていた。参加できるか色々とコースを検討した結果、スルジェの会員の皆さんの歩くペースについて行けないだろうということと、馬の背のナイフリッジを渡ることができない可能性もあることを考え、同日の自主山行を計画して登ることにした。山行当日の天気予報が曇りのち雨の予報になった。定例山行は予定通りの日に決行となったが、私の自主山行は翌日の18日に延期した。

 山行当日、片道約4時間超かけて須磨浦公園に到着。1015分発のロープウエーに乗り、鉢伏山の頂上付近に到着。風は少し強いものの、快晴に近い天気。大阪湾、淡路島、明石海峡大橋、神戸の市街地の大絶景が早速出迎えてくれた。旗振山~鉄拐山と歩き易い良く整備された登山道を順調に進む。おらが茶屋手前の東屋で昼食。

高倉山からは激下りの階段道を降りきると高倉台の住宅街に入った。住宅街を抜けると今度は直登400段くらいの急こう配の階段、今日最大の難所、何度も休憩しながら栂尾山に到着。小休止し本日の最高標高312ⅿの横尾山へ向かう。

横尾山からはいよいよ馬の背の下りが始まる。徐々に岩場が多くなり、階段をしばらく下ると馬の背の大絶景が突然のように見え始めた。さらに馬の背を近くで見ようと下るものの、今日は当初からナイフリッジ手前で引き返す予定。帰りの横尾山への登り返しが大変かなと思い、ここで引き返すことにした。 

横尾山頂上手前から左に入る月見山駅への下山道があるはずである。しかし、その案内標示板が見つからない。探し回ると、それらしき下山口が2ヶ所あり、それぞれ少し下ってみるが心もとない。YAMAPGPSを慎重に検討し、尾根道を下る。しばらくしてGPSでチェックすると経路から外れていることに気づく。すぐ戻ってまた道を探す。この道が正しい道と確信を持てたと思ったところからどんどん下って行った。それでも念のためGPSを見てみたら、下山道から大きく外れていることに気づいた。このまま進むか引き返すか思案したが、鉄則に従って間違いのないポイントと思われる分岐に戻ることにした。こんなことを数回繰り返して徐々に下って行く。下山途中、他の登山者に出会うことがなかったので、独力でなんとかしなければならなかった。

 分岐に案内標示板が皆無に近く、YAMAPに記載されていない道がいくつもあることに気づいた。尾根から谷に下って行くと、浸食が激しく、巨木が倒壊していて登山道をふさいでいる。ルートファインディングしながら急傾斜の巻道を慎重に下る。割合広い谷に出たが登山道が見つからない。左手に大きなトンネルのようなものがある。洪水の時、このトンネル(水路?)に水を流すような仕組みになっているのかな? 薄気味悪いが、調査のためヘッドランプをザックから取り出し、トンネルの中を進む。数十メートル進むと先の方から光がさしてきた。トンネル出口に下山道があるようだった。同行者に知らせ、このトンネルを下った。これ以後も下山道は崩壊したところが何ヶ所もあり精神的に疲れてきた。

 砂防ダムのようなところを下り、人工物のフェンス、柵が現れ、ようやく写真を撮っている一人に出会い、なんとか下山できる目途が付いたときにやっと肩の荷が下りた。GPSがなかったらどうなっていただろうと思った。事前にこの下山道は馬の背に直接入れる登山道であることは調査済であったが、記録が古かったのか、問題のある登山道ではないようだった。須磨アルプスにはたくさんの登山者でにぎわっているというイメージがあったが、平日のバリュエーションルートにはほとんど人がいないようだ。    (惠)

 

 2024年3月17

      須磨アルプス  11名 + 1

早朝の5時37分、JR線高蔵寺駅から大好きな鉄道旅の始まりでありました。名古屋駅~米原駅~神戸駅への移動中も、山の情報交換で盛り上がり、あっという間に昭和を感じさせる塩屋駅へ。改札を抜けるとなぜか懐かしい飲食店街でした。登山道までは住宅街の中を歩くのですが、ビックリするぐらい急な坂道で登山道手前で体温調整しました。

 その後、ゆっくり歩き、おらが茶屋と高見山で小休止。栂尾山、横尾山と慎重な足運びで本日の核心の馬の背に到達。眺望と須磨アルプスの形態、感動とスリルで途中から小雨ではありましたが、楽しい1日でありました。   ()

 

 2024年3月11

      播磨アルプス  1

 六甲全縦走の10日は寒かったが、この日は晴れ、風もなく暖かかった。JR曽根駅から少し歩くとじきに登山口に到着した。駅から登山口までこれほど近い山は少ない。すぐに灌木のある岩稜帯の登りが始まった。播磨アルプスは岩山の連続で岩に多少の窪みがあり、風化もあまり進んでいないのか靴底のフリクションがよく効き歩き易かった。土壌も少ないためか高木はなく非常に明るい山であったが、夏は日影がないので暑さ対策が必要であろう。

地徳山(194m)に登ると右眼下に鹿嶋神社の鳥居と池2つが、眼前には鷹ノ巣山(264m)や高御位山(304m)などこれから歩く山々が、背後には瀬戸内海が見渡せた。またこれから登る百間岩が現れた。標高差約150m、傾斜角度約30度の巨大な茶色の露岩帯の右側を登ることとなる。掴まる木もなくスリル感が十分に味わえる。また遠くには瀬戸内海も見えた。これだけでも登る価値のある山であると感じた。最高峰の高御位山(別名:播磨富士)は山全体がご神体で、山頂には神社と驚くことにバイオトイレまであり参拝者も訪れていた。ここから高度を下げてゆく。どの山頂からの眺めも素晴らしく飽きない。中塚山(164m)から北山奥山(183m)を経由し採石場の方に下山した。あとはJR宝殿駅までの道路歩きである。低山であるが満足感に満たされた里山歩きであった。

    歩行距離9.8㎞、登り累積高度691m。休憩を含む歩行時間4時間40分。    (H)

 

 2024年3月10

        六甲縦走大会     8名 

お天気に恵まれ、絶好の縦走日和だった。初参加者を含むチーム全員が完走し、その喜びを皆で分かち合えた。感動の1日だった。この日のために、チーム合同トレーニング(昨年11月の武奈ヶ岳と各務ヶ原アルプス、12月の六甲半縦走西コース、今年1月の六甲半縦走東コース、2月の弥勒山ロングコースなど)や、各自で自主トレを積んできた。ただ、私とHさんは「体力的に皆のペースについていくのは難しいだろう」というリーダーの判断で、11月の合同トレーニングでは武奈ヶ岳を見送り、各務ヶ原アルプスから合流。12月の六甲半縦走西コースの代わりに、CL、Nさんとともに2月に西宮山岳会が主催した半縦走西コースの事前トレーニングに参加した。こうしたトレーニングで私は半縦走コースを完走したが、40数キロの道のりを16時間以内で完走できるのか、歩き続けることができるのか不安いっぱいだった。

大会前日の3月9日、JR須磨駅にある大和屋旅館に宿泊。当日朝、真っ暗な中、近くのコンビニに午前430分に集合、受付場所の須磨浦公園まで20分ほど歩く。ちょうどよいウォーミングアップになった。サポートを頼んだ西宮山岳会や実行委員の方はすでにスタンバイされており、予定を早めて午前5時10分に受付。円陣を組み、「頑張るぞー!」「おー!」の掛け声とともにいざスタート!

道中は、仲間の位置をお互いに確認できるYAMAPの機能とLINEで連絡を取り合った。(肝心のCL、Nさんの位置が確認できないハプニングがあった)

今年は各自のペースで行動したため、個人で動いたメンバーはペースメーカーとなる人を見つけて歩いていた。私は昨年完走したN氏、Kちゃんに温かく見守られながら3人のグループで歩いた。

西宮山岳会が用意してくれたサポートステーションは受付・須磨浦公園(510分スタート)⇒大龍寺(10:27/11:55)⇒掬星台(11:39/14:06)⇒記念碑台(13:10/15:55)⇒塩尾寺・ゴール(16:33/20:04)の5か所。赤字はチーム最速H氏/黒字は私の通過タイム)スタートでお菓子や飴などのおやつの詰め合わせを、その他のサポートステーションではジュースやフルーツなどいただいた。

事前トレーニングのおかげで大きな道迷いも無く、仲間の励ましもあって、きつい階段、登りも何とかこなす。

1時間に1回はストレッチタイムを取ったおかげで、足の痛みが出ることもなく15時間歩き続けることができた。また、Kちゃんは昨年完走時のタイムと常に比較しながら「去年は〇時〇分に通過しているからまだ余裕あるよ」とか「少しペースが落ちているから急ごう」と声かけしてくれたことも安心できた。

 スルジェチームのベスト3は、私より一回り年上の方々。3人とも日が出ているうちにゴールという圧巻の速さだった!

私は、とにかく歩き続けることで精いっぱいだったので余裕がなかったのだが、N氏いわく「これまで六甲に来た中で一番の素晴らしい景色が見られた」そうだ。後半のへとへとになった頃に見えてきた宝塚・大阪方面の夜景が美しく、心が癒された。六甲縦走の魅力は六甲から見下ろす絶景やコースの面白さは言うまでもない。自分と向き合い、苦しみながら歩き続ける先にある達成感も魅力だ。

そして忘れてはならないのが、仲間の存在である。1人だったら絶対にリタイアしていただろう私でも完走できたのは「一緒に完走しよう。Yさん(私)と一緒にゴールすることが今年の目標!」と励まし続けてくれたN氏、Kちゃん、CLのNさん,SLのH氏始めスルジェの仲間に感謝です!!ありがとう    (千)                                          

 

 2024年3月10

      王滝渓谷  1名 + 1

 

久しぶりに王滝渓谷に行ってきました。階段とアスファルトで整備されていて、花見小路に出会えた時は感動しました~。   (市)

 

 

 2024年3月3

      鳥川アルプス  4

「鳥川ホタルの里の山歩きコース」南半分を歩いた。廃校になった小学校を「岡崎市ホタル学校」として活用し、市がホタルの保存や山歩きを推奨している場所である。杉やヒノキの樹林帯に囲まれた小高い丘を何度も上り下りするハイキングコースである。道案内としていたるところに立て看板がつけてある。廃校になる前の小学校4年生と5年生が峠や山や道の名前を付けたようで、命名者の名前まで書いてあった。「元気山」「動物山」「じゅんこ台」「ホタルの鐘」「梅山」・・・・・・。       (堀)

 

         「里山に子等の夢見る冬景色 冬の里 静かに眠る郵便古道 2019//1」

 

 

 2024年2月27~28

      西穂高山荘~丸山  3

雪山初心者の私たちは、難しくもしんどくも無いけど、最高の雪景色と星空を見るというムシのいい計画を実行した。行きの車窓から見ると雲が切れて流れて、青空がだんだん見えてきた。期待が高まる。 

新穂高温泉口に車を停め、ロープウェイを乗り継いで西穂高口駅へ。駅の売店で「頂(いただき)チュロス」を購入して映え写真を撮るべくカメラマンの注文に応じ、様々なポーズをとる。その後アイゼンを装着して1240登山開始。雪をかぶったモミの木の間をトレースから外れないように歩く。1020cmずれると踏み抜きの跡がある。なだらかなアップダウンを繰り返すが、上りでは高度と雪のせいで息が上がる。

西穂高山荘に1430到着。雄大な雪山の景観と雪ダルマが迎えてくれた。雲は無く、青空の正面に霞沢岳、右手に乗鞍岳、焼岳、左手には山頂へ向かう丘、背面には笠ヶ岳、その奥に白山…私が一番気に入ったのは乗鞍岳。生クリームの載ったデコレーションケーキみたいだ。去年の秋、歩いたところなので感慨深い。 

山荘に入る前に丸山に行こうということになり、登り始めたが風が凄まじく頬がチクチク針で刺されるように痛くて、今日のところは断念した。山荘での夕食時に西穂山荘の支配人で気象予報士の粟澤徹さんから天気の解説があり、「明日は朝から晴天…」と力強い言葉をもらって、また丸山からの展望に心が躍る。残念ながら雲が出て星は見えなかった。

 翌朝530の朝食時に窓から朝焼けの雲海が見えていた。急いで支度をして615に丸山に向かって出発。既に山頂、独標をめざす人が歩いているのでトレースがあり、歩きやすく昨日より風も強くない。冬山の装備を十分持っていない私は手ぬぐいの頬被りで耳を隠しその上にキャップ帽、その上にネックウォーマーを引っ掛けてさらにニット帽をかぶり、レインコートのフードをかぶった。服は薄手を重ねて計8枚着た。「あるもので何とかする精神」である。

20分ほどで丸山山頂に至る。昨日の景色にさらに南アルプスや八ヶ岳、小さく富士山も加わり、下には凍った大正池が見える。感動的な景観に、立ち去り難く、強風の中、何枚も写真に撮り、心に焼き付けた。

丸山に向かう斜面でピッケルの滑落停止の練習をしている人がいて、私たちもちょっぴりまねごとをしてみた。アイゼンの練習にもいい斜面だ。その後雪だるまのアレンジをしたり山荘でコーヒーやラーメンを楽しんだりして、1040下山開始をして1200ロープウェイ駅に着いた。

今回、「冬の西穂なんて絶対無理」と言っていた私に「大丈夫、山荘を楽しむつもりで」と言ってくれた仲間のおかげで一生モノの景色が見れた。帰り道、「なんか夢みたいだった」と一人が言ったのを思い出し、私は雨の日に挟まれた奇跡のような二日間だったなあと思った。  (杉) 

 

 2024年2月14日

      納古山~遠見山  3

運動不足なのでせめて週一でも山歩きをしなくてはと思っています。いつも弥勒山なので今回は納古山から遠見山への縦走をしてみました。納古山は弥勒山と同じく地元の人に愛される山ですね。いつも多くの人であふれる山頂も、当日は私達と地元の方の2組だけでゆっくりと御嶽山を満喫できました。その方がおしゃっていました。納古山ってこんなにきつかったかなあ。そんな山ではないと思っていたけれど自分が年取ったってことだよねって。まさに私も同じことを思っていました。

遠見山までは眺望はなかったけれど、木漏れ日の中を気持ちよく歩けました。

どこがグランドキャニオン??? よくわかりません。

先ほどの方が教えてくれました。グランドキャニオンの中の何とか(忘れたけれど)というところの眺めと似ているということでした。

家に帰って調べてみたら「ホースシューベンド」でした。和風グランドキャニオンですな。確かにいい眺めです。次回は物見山から遠見山を見てみたいと思います。できたら本物を見てみたいです。

 今回はアクシデント続きでした。私が電車に乗り遅れて、乗り継ぎの電車がなく登山口までタクシーで7000円。とても痛い出費。下山したところにある酒蔵に立ち寄り、いい気分になって駅に行く道を間違えた。これに乗り遅れると1時間以上待たなくてはなりません。走った、走った。登山より疲れたけど、なんとかセーフでした。   (日)

 

 2024年2月13日

      藤原岳  3

大日ヶ岳の雪上ハイクに行けなかったので急遽、藤原岳に行くことにした。今冬、最初にして最後となる雪山だ。大貝戸道で避難小屋までの計画だが、余力があれば天狗岩まで行くつもりだ。先日の朝熊ヶ岳へ行く途中の車窓から見た藤原岳には雪があまりなさそうだったが、今日はどうだろうか?

9時過ぎに西藤原駅着いたがあまり雪は見られない。駅をスタートして1合目から6合目まではほとんど雪はない。おまけに快晴無風でメチャクチャ暑い。7合目からは雪が出てきたのでチェーンアイゼンを装着。1年ぶりのチェーンアイゼンだ。以前に使用していた12本アイゼンより軽くて、サクサクと気持ちよく8合目まで歩けた。ここからは雪がたっぷりの冬道の急登になる。最初、チェーンアイゼンでは滑って歩きにくかったが徐々に慣れてきた。汗だくになりながら、昼過ぎに避難小屋に到着。予想通り小屋はガラガラ。我々3人を含めて7人しかいなかった。ゆっくり昼飯を食べた後、天狗岩に向かう。トレースを歩かなかったので、天狗岩には40分ほどかかった。久しぶりの天狗岩だ。やっぱりここからの眺めが一番好きだ。ここからは伊吹山もきれいに見える。帰りはトレースを歩いたので25分ほどで小屋に着いた。 

 あとは下るだけだ。途中、二人のチェーンアイゼンが外れるアクシデントがあったが4時過ぎに下山できた。休憩を含めて7時間、70代の3人にはちょっときつかった。疲れた、疲れた。   (横)

 

 2024年2月4日

      六甲西半縦走  3

西宮山岳会主催の六甲西半縦走トレーニングに3名で参加した。7時半の集合時間だったので神戸駅近くのホテルに前泊。当日の下見も兼ねてトイレやコンビニなどを確認しながら集合場所の須磨浦公園駅へ。西宮山岳会の方へ挨拶、出欠のあと当日の受付場所に移動、班ごとに分かれメンバー紹介のあと、全員で準備体操。

750分、1班(全縦走13時間完走ペース・須磨浦公園~市ケ原6時間30分)、5分遅れて2班(全縦走15時間完走ペース・須磨浦公園~市ケ原7時間30分)、さらに5分遅れて3班(須磨浦公園~新神戸9時間20分)が出発。当初、全縦走完走経験のあるNさんが2班、六甲初参加のHさんとYは3班に振り分けられていたが、Nさんの指示により3人とも2班で出発。班の皆についていけるのか不安なスタートとなった。

出発してすぐの階段に悲鳴を上げたいところだが、ひたすら上るしかない。幸いにも風もなく好天で景色はサイコー。明石海峡や大阪湾を見下ろしながら(景色を楽しむ余裕はなし)ひたすら前を目指す。テレビで何度か見ていた馬の背は高所恐怖症の私にはドキドキのコースだ。しかしせっかく愛知から参加したのだからと、写真タイム。顔を引きつらせ必死に笑顔でポーズ。ところどころで小休憩、各山頂では写真タイムを取った。西宮山岳会の方から道迷いポイント、コースの確認、ショートカットの道などの説明もあり、有難かった。西コースの難所・菊水山はへとへとになりながら、ゆっくりと登った。

 菊水を過ぎたら「鍋蓋山は大したことないよ」と西宮山岳会の方は話していたが、疲労でパンパンの足には堪えた。でも「これで西コースの難所は終わる!」「皆も苦しさは同じ」と言い聞かせ何とか皆に付いていった。全21キロ、1620分新神戸に到着。8時間半、班のメンバーとともに完走できたことは今後の自信につながった。「せっかくここまで来たんだからキツーイ思いもしていかないと面白くなよね」と、笑顔で励まして引っ張ってくれた西宮山岳会の方には感謝。ありがとうございました。 (千)

 

 2024年2月4日

     大日ヶ岳   9

 スルジェで3年前に行った時は天気が崩れ、途中でホワイトアウトし引き返しました。今度こそは、、、!という思いでした。

 当日の天気は、雲はあるものの晴れて、気持ちよく雪山歩きを楽しみました。思ったよりも暖かくて、みんな1枚脱いだり少し薄着になって歩いていました。

 雪は踏み込まれてアイゼンで歩きやすい。でも少し逸れて歩くと、思ったよりフカフカ、さらさらした雪があり、スノーシューで雪の感触を味わいました。メンバーそれぞれ、アイゼン、ワカン、スノーシューを装着して雪山を楽しみました。

 前大日から見える御嶽山や北アルプスはちょっと雲がかかっていて残念。でも壮大な景色。素晴らしい!

 道中で、雪山救助訓練していたり、雪山テント張り講習、イグルー作り跡、いろんな講習会も盛んに行われているようでした。

 そして大日ヶ岳山頂に到着。

 白山方面は真っ白で見えなくて残念!でも、鎌ヶ峰方面の真っ白な稜線、まわりの白い山々が綺麗で素晴らしい眺めでした。

 

帰り道では所々でヒップソリ大会!白熱しました。

 お手軽に雪山の良いところ堪能できる、いい山だと改めて思いました。また冬にぜひ行きたいですね!  (鎌)

 

 2024年2月1日

     上高地スノーハイク  名+1名

 7年ぶりの冬の上高地。また来よう来ようと言いながら、やっと来ることが出来ました。

 今回は、ほとんど車中泊での家族貧乏ドライブ旅行(4日間休みを取っていた)の一端として、私の要望「どこかでスノーハイクを取り入れたいよ」というコトで、どっち方面へ出掛けるか、も一緒に考えを巡らせていて、「そうだ、上高地に行こう。」となりました。

  1/31朝、山行出発地まで18キロの場所で朝を迎えたが、天気予報を見て2/1の方が良さそう、ということで最終判断、明日にしよう!と日程変更しました。

  そして1日後、2/1に決行!簡易スベリ止めを靴に装着してスタート。

 坂巻温泉駐車場から釜トンネル入口までは、若干の上り坂で、割と長かった~。そして、釜トンネル、上り坂が続く続く、全行程の一番の難所ですね。1.3kmのトンネルが終わると次は600mの上高地トンネル。こちらは最初少し下って後半登りでした。この日はトンネル内の電気が灯っていました。

 天気予報では9時まで曇り、10時から晴れる予定だけど、なかなか晴れず、予報はズレ込んで午後晴れる、と変わっていた。

  晴れ間が無くても、大正池周辺の神秘的な雪景色、素敵でした。カモ達が泳いでました。

  大正池から田代池の途中で、雪の深いところが増えてきたので、せっかく持ってきたのでスノーシューを装着。ところがどっこい、装着してすぐに私のスノーシューが壊れてしまう。まさか、このタイミングで! 思えば買ってから9年たっていて、経年劣化だと思われる。仕方ないのでツボ足で時々ズボズボはまりながら歩いていきました。

 田代橋付近では沢山のお猿ファミリーが木の上で遊んだり、橋の欄干の上にも数匹、身体を温め合っていて、とても可愛かったです。

 そこから帝国ホテル前を通りバスターミナルへ進みましたが、このルートは意外とツボ足だと歩きにくい、心の折れるルートでした。心折れながらも、半分は雪の感触を楽しんでいる自分もいましたよ。そして河童橋へ。河童橋のたもとのベンチで食べたカレーうどんの美味しかったこと!

  昼から晴れるということで、「おお!予報通り、晴れてきたぞ!」と喜ばせておいて、そのあとは晴れ間が出てきたり消えたり、なかなか山々の眺めをパアーっとは見せてはくれず、、、。

 帰りのルートは梓川右岸、川沿いに行くことにしました。ツボ足の身には正解なルートでした。田代橋渡ると、行きに歩いたルートに出ます。

大正池あたりまで戻って来ると、少し晴れて明神岳、前穂あたりがキレイに見えて感動。霞沢岳(かな?)も良い感じに。ここで焼岳もやっと全貌を現わしてくれましたね。

 そして約9時間かけて駐車場に戻りました。(歩行時間6時間半、休憩時間2時間半)休憩も多く取りながらゆっくりペースで行ってきました。

  冬期トイレも程よくあってありがたかったです。(釜トンネル入口、大正池、田代橋、バスターミナル、小梨平にトイレあり)

 平日なのに思ったよりスノーハイクの方々がいました。

  また、スルジェの方々ともぜひ歩きに行きたいなと思いました。上高地は、季節を問わず何度でも足を運びたくなる場所ですね!  (鎌)

 

 2024年1月28日

          朝熊ヶ岳  10

朝の早いのは眠い。でも、頑張って行こう。612分春日井駅を出発する。近鉄名古屋駅で乗り換え一路、朝熊駅を目指す。

天気はgood、気温もgood申し分ない。855分気持ちよく朝熊駅に到着し登り口まで

 歩を進める。途中で1,075体の木造の地蔵様を祀った「千躰佛」(せんだいぶつ)を見つける。登り口からは、なだらかな登りが結局山頂まで続く。淡い木漏れ日の中をサクサクと歩く。

 とても気持ちの良い登りであった。トロッコ電車の跡を発見(乗りかったな。)。

山頂で三角点(一等三角点?)を探したが見つけることが出来ずガックリ。(調べたら旧トロッコ電車頂上駅跡付近にあることが分かった。2回も通ったのに!!)茶店(東風屋)跡も有り、全盛期には多くの人々が信仰目的に訪れたことが目に浮かぶ。

山頂には八大竜王社も有り、安全を祈願した。山頂を少し降りた所に「朝熊山経塚群」があり、なぜこんなところにと不思議な感じがした。「経塚」とは、穴を掘って石を敷き詰めた空間に副葬品と共にお経をいれた筒を据え置きその上に大きな石で蓋をしたもの。

 下山を進めると「朝熊岳金剛諸寺」に着く。「朝熊岳金剛諸寺」とは、伊勢神宮の鬼門(北東)を守るお寺。初めに「極楽門」を通り、奥の院を目指す。両サイドには高さ2~8mの卒塔婆が延々と建立されている。参考までに卒塔婆の価格は3万~50万でした。続いて本堂(国の重文)へそして、展望台で昼食休憩を。

ここから、後半をスタートする。伊勢神宮内宮を目指し、長い道のりをひたすら歩く。2時間ほど要したが内宮に到着、参拝を済ませ「おかげ横丁」でプチ贅沢をし、帰宅の途につく。「山」よし、「神社」よし、「メンバー」よし、最高によい山行でした。だい満足な一日でした。  (辻)

 

 2024年1月16日

     鳥川アルプス下見  3

8時前に登山口近くの鳥川(とっかわ)蛍の里に駐車。今日は風が強くて寒い。手袋も二重重ねにしてダウン着てのスタート。暑くなれば脱げば良いと思い歩き始めたのですが、もうー 北西の風がメチャメチャ強く気温も低い。

 喜桜山登山口から急な登り、地蔵峠を過ぎ久田野峠、新古坂峠で少し展望が開けます。音羽富士から尾根道で愛宕山へ、ここが一番展望が良かったです。登山道はしっかりしていて、山頂にはベンチが設置されています。ほとんどが樹林帯なので360度の展望は望めないのですが、樹林の隙間から差しむ太陽の日差しはとても綺麗でした。   (M)

 

 2023年1月14日

   六甲全山縦走(東コース)  9

 2台の車で、春日井を朝4時に出発し、アクタ西宮市営駐車場が開くのを待って駐車。電車を乗り継いで新神戸駅8時ごろ到着し、そこから市ケ原まで歩く。階段や林道を通り、摩耶山に10時20分に到着。寒さ対策のためのカイロを使うことなく、かなりの汗をかいた。というのも、本日の目的は六甲全縦走のための下調べを兼ねた事前登山のため、コースタイムよりも早いペースで歩く半縦走。

 登ったり降りたりして25キロメートルという距離を歩くのは私にとっては初体験であり、初挑戦である。歩き切るというのが目標であった。

何が何でも皆さん方の後をついていくことしか考えられなかった。

 ところが、摩耶山掬星台や六甲ガーデンテラスからの眺めは最高。大坂や神戸、紀伊半島までの眺望がすばらしい。瀬戸内海国立公園の一部を歩き、眺望を楽しむことができる、日本有数の観光地を見て堪能するというおまけがついての山行になった。

 足指の水膨れが3か所できたが、それ以上に満足感が勝り、計画してくれた仲間、運転してくれた仲間、がんばろうと声掛けしてくれた仲間に感謝したい。(堀)

 

 2023年1月7日

     千葉山 智満寺  13名

 千葉山智満寺は山頂に奥ノ院がある信仰の山。智満寺は奈良時代に開山した由緒ある寺で山頂付近は天然記念物に指定されている十本杉が点在(現存は7本)、その一つである頼朝杉(現在は自然倒木し、根本のみ存在)はこの寺を保護した源頼朝にちなんだもので、倒木した幹で弥勒仏が彫られ堂内に安置されている。山の由来は頼朝に派遣され諸堂を建立し発展に功績のあった千葉常胤にちなんで千葉山と呼ばれるようになった。

登山コースは伊太和里の湯から登る。この沿道には33対の石仏があり、石仏が一丁(約109m)毎に設置されている伊太丁仏山道である。途中に“どうだん原“があり、約8,000本のドウダンツツジが群生し、春・秋は見事な景色を魅せてくれる。

 早朝、青春18切符を利用、コミュニティバスを乗り継いで午前10時伊太和里の湯をスタート、杉林の中よく整備され歩きやすい参道だ。“どうだん原”を過ぎると直ぐに駿河湾を望める広場、冬とは思えない輝く陽光を楽しむ。

車道を下り智満寺に到着。仁王像の山門を過ぎ本堂を参拝して山頂の奥ノ院に向かうが、そこで登山禁止の看板を発見する。登山・ハイキング・トレイルラン禁止の看板、境内での飲食・派手な衣服等も禁止とあった。参拝という目的でのみ山頂に到達することができ、奥ノ院での参拝が条件とされていた。趣旨を理解?し山頂を目指す。途中の自然倒木した頼朝杉、十本杉に劣らない巨木に囲まれた参道を山頂へ、奥ノ院に参拝し、点在する十本杉の巨大さに圧倒される。

 智満寺下で遅い昼食後下山開始、午後2時下山後、日帰り温泉組とそれ以外に別れて帰宅した。登山禁止の看板のあるユニークな山であった。    (定)

 

 2023年12月31日~1月2日

     蝶ヶ岳  1名 + 1名

 長期休暇を利用して北アの蝶ヶ岳に登るため12月31日、8:00釜トンネルより入山しました。天気は雪またはみぞれで晴れてはいませんでしたが、小梨平ではテント泊のパーティーが楽しんでいました。徳沢園に到着したのは13:30。雪の中テントを設営、仮眠、夕食、18:00に就寝。

11 4:30起床(登山支度、登山開始)5:30徳沢園→11:10長塀山→12:30蝶ヶ岳12:5016:40徳沢園(夕食、19:00就寝)

12 8:10徳沢園→9:10明神館→10:30河童橋→12:00大正池→12:40釜トンネル 

今回の蝶ヶ岳はロングコース。何度もあきらめかけましたが、仲間に助けていただいたこともあり登頂できました。  (市)