2022年12月30日 各務原アルプス 4名 |
昨年末に各務原アルプスの縦走に行って来ました。
当初は坂祝から電車で蘇原に行き、そこからスタートする予定でしたが、駅の駐車場が開いておらず、やむを得ず蘇原の伊吹の滝まで行って、6時にそこから登り始めました。登山道はよく整備されており分かりやすいコースです。権現山までは快調なペースで進み、登りの途中から各務原の夜景が綺麗です。権現山にはご来光前に着いてしまい、朝焼けの空が綺麗でした。権現山から桐谷坂へは下りになりますが、途中には岩の急な斜面もあります。
桐谷坂から登り返し、岐阜権現を過ぎて向山、中間地点に着く頃には日ごろのトレーニング不足がたたり、足がパンパンに張って歩行ペースが一気にダウンしてしまいました。金山まではそこそこの登りがあり、やっとの思い辿り着きます。金山からは見晴らしがよく各務原方面が良く見渡せます。大岩見晴台まで辿り着いて、そこで昼食を取ります。見晴台からは関方面の眺めが良く、昼食で体力を取り返します。
見晴台から先は勾配も少し緩やかになり、歩き易くなります。しばらく行くと迫間山となり頂上には迫間城址があり、関方面の眺めがいいです。迫間山からは一旦、舗装道路に下り明王山を目指します。明王山からは遠く名古屋駅のビル群までが見渡せ雄大な眺めです。なだらかな下りを過ぎ、城山を過ぎるともう少しで坂祝の登り口です。
今回はアップダウンが多いハードなコースで、日頃のトレーニング不足を痛感する山行となり、同行の皆さんに申し訳ありませんでした。 (足)
2022年12月30日~2023年1月1日 八ヶ岳(赤岳) 1名 |
30日、美濃戸口8時30分から早々にアイゼンを装着し、赤岳鉱泉に向け歩行開始した。積雪の中のハイクを楽しみながらの3時間半、赤岳鉱泉テン場に到着しました。
31日、朝6時30分赤岳山頂へ。トレースもあり歩きやすい! またまた銀世界の中のハイク! だが油断せず行者小屋で立ち休憩。さらに鎖場手前で小休止(行動食)、ゆっくりと登る。
山頂からは360度素晴らしい眺望でした♪ 下山開始後も油断は禁物です。
(登り2割、下り8割)一歩一歩慎重に歩きました。
1月1日は硫黄岳の計画でしたがザックの不具合で断念、下山しました(残念)。 (市)
2022年12月18日 鈴鹿•藤原岳(孫太尾根) 1名 |
青川峡キャンピングパーク駐車場、5:45起床。雪が舞う中、登山の支度。忘れ物チェックヨシ!6:30歩行を開始しました。
当初、藤原岳~竜ヶ岳周回の予定でしたが標高680m辺りからラッセルで疲れ、ロスタイム。なんとか藤原岳山頂に到着。
以前、点線ルートだった孫太尾根の雪の下は岩地、また急登でバテバテ。計画を変更して下山することにしました。
山頂12:30、登山口の青川峡キャンピングパークに15:30。安全に新雪もふもふの中、冬期に向けてのトレーニングすることができました。 (市)
2022年12月17日 京都トレイル 14名 |
今回は青春18きっぷを利用して京都トレイルに行って来ました。
奈良線の稲荷駅を降りると目の前が伏見稲荷の参道です。観光客もかなり多く、参道に沿って行くと狐の狛犬があります。正面に大きな楼門があり拝観を行います。楼門の脇の通りを上がっていくと赤い鳥居の連なる階段の参道になります。延々と伸びる千本鳥居の参道が伏見稲荷の象徴です。稲荷山の山頂まではそこそこの高度があり、途中から眼下の景色を見下ろすことが出来ます。
稲荷山からは参道の脇道を下り泉涌寺、今熊野観音寺などの仏閣で落ち着いた感じの街並みを通り抜けます。そこからは山道に入り清水山を目指します。清水山はなだらかな山で眺望はありませんが、木々に囲まれた静かな山です。清水山を過ぎたあたりから、しとしととした雨が降り出したので、当初の予定の大文字山はあきらめて南禅寺を目指しました。南禅寺は大きなお寺で入り口に巨大な三門が聳え立ちます。また明治時代に作られた水路閣が今でも灌漑の水路になっていて歴史を感じさせます。南禅寺近くには琵琶湖疎水の軌道跡もあり、丁度良い遊歩道になっています。帰りは蹴上駅から地下鉄で京都駅に引き返し帰路につきました。久しぶりにゆっくりと京都の仏閣と山を楽しむことが出来て楽しい山行でした。 (足)
2022年12月10日~11日 達磨山~金冠山、城山~葛城山 (忘年山行) 25名 |
12月10日 達磨山~金冠山
2022年の忘年山行は一泊二日の静岡県伊豆の山々。晴天の朝、
爽快に走るライダーも多い西伊豆スカイラインの達磨山登山口であ
そのまま足を進めて見落としそうな小達磨山山頂を経て金冠山へ。
この日の終わりは土肥温泉での宿泊。
12月11日 城山~葛城山
2日目のコースは、富士山を眺めながら歩いた1日目と違い、林の中を歩いて山頂で富士山と対面できるコースでした。
バスの運転手さんのご厚意で城山登山口の前まで連れていってもらえて感謝しつつ山行準備をした。ロングコースとショートコースに分かれて6グループで出発。しばらく歩くと先発グループが上を向いてざわめいている。珍しい鳥かなと同じ方向を見ると岩壁に人がへばりついていた。ロッククライミングのクライマー3人でした。見ているだけでゾクゾクする高さ。登頂まで見ていたいが先を急いだ。歩き始めて1時間ほどで城山山頂に到着。富士山は・・・山頂に雲が少しかかっているが裾野まできれい見えた。そして記念撮影。風があり早々に下山開始。あっという間に城山峠に戻ってきた。
葛城山登山口へ向かう途中、Pさんがraspberryを見つけて頬張る。よくみると登山道の左右にたくさん実っていた。更に、鹿の角も見つかり大盛り上がりして林の中の登山道も楽しく歩く事ができた。そして紅葉もまだ少しあり、山茶花とドウダンツツジの紅葉の共演も楽しめた。城山峠から約1時間半で葛城山山頂に到着してショートコースのグループと合流し記念撮影をした。富士山は・・・まだ山頂に雲がかかっていた。葛城山と隣接している伊豆パノラマパークにてランチタイム。その後ロープウェイで下山した。
下山後、いちごプラザでお土産のいちご大福を買って帰路に着く。帰りの高速道路から雲が取れた富士山の山頂を最後に見る事ができた。富士山が見えると何故かテンションが上がる。2日間、本当に楽しい山行でした。企画運営して頂いた皆さん、リーダーの皆さん、スルジェの皆さん、楽しい時間をありがとうございました。 (佐)
2022年12月10日 乗鞍岳 1名 |
体感と登攀力を確認するため12月の乗鞍に9年ぶりに登りました。
コースは乗鞍高原⇄剣ヶ峰。9年前は8時間でピストンできましたが、今回は10時間かかりました。
登山道ではえびのしっぽ、山頂からは天気に恵まれ素晴らしい眺望でした。 (市)
2022年12月04日 金時山(女性部交流山行) 10名 +27名 |
今年度の県連女性部の交流山行は金太郎伝説のある箱根外輪山・金時山で実施され、6山岳会37名(当会は10名)の参加であった。金山駅を7時に出発、箱根乙女峠入口登山口に向かう。
交流登山の為各山岳会より夫々6組6名でパーティを組み自己紹介の後、登山開始する。登山道は所々段差のきつい階段や岩場があるものの、全体的に良く整備され歩き易い。40分程で乙女峠到着、展望台からは富士山の全景が眺望でき、更に広場のような長尾山山頂に近づくと箱根の大涌谷、仙石原、芦ノ湖の絶景が広がる、登山の醍醐味だ。山行中は各メンバーが各々の登山歴や趣味等で話題は尽きない、交流山行の為せるワザだ。
登山開始より、2時間程で山頂へ。富士山・箱根の全てが眺望でき、流石は人気の山で、多くの登山者が雄大な景色を楽しんでいた。名物の2つの茶屋は一杯で入室出来なかったが、途中下山者から風が強くて寒いと聞いていた山頂は、少し風も治まり穏やかで山の神に感謝。
下山は公時神社コース、雨天時は危険個所があり、乙女峠コースを引き返すと予定と聞いていたが頂上直下に急坂があるものの比較的歩き易く、公時神社分岐・公時宿り石を経由して1時間20分程で公時神社入口まで下山し、午後8時前金山駅帰着。“もっと多くの山岳会が参加できる交流山行の実施を”と課題は残るものの、それなりに有意義な山行であった。 (定)
2022年12月02日 権現山&遠見山 3名 |
「岐阜のグランドキャニオン」と銘打って観光に力をいれている「遠見山」と、上から見る川と街並みの眺望が良いと言われている「権現山」の景色を見ることを楽しみにして、四季の森臨時駐車場を後にした。道の駅でトイレをすませ川辺町が管理している駐車場に車を停めて、まずは権現山へ。
紅葉と川の景色の調和がとれている飛騨川橋からの眺めや、第一展望台や第二展望台からの眺め、権現六角堂、不動明王や御嶽神社と虚空菩薩堂など見所一杯で、星神社からの石だたみは趣のある道であった。その後、また街並みを歩いて遠見山へ向かうと、農作業をしているおじさんから「急な坂があるため、気を付けないかん。一週間前にはケガで救急隊が助けに来た」と、注意を促す言葉がけがあった。実際に歩いてみると、道は狭くて急な坂が続いたので慎重に歩くことにした。標高272mの遠見山は低くても登るには気を付けなければならない山の一つである。しかし、山頂付近の見晴台からの眺めは写真で見た通りの素晴らしい景色であり、十二分に楽しむことができた山行であった。 (堀)
2022年11月27日 白草山 22名 |
22名もの参加で会員Iさん運転のマイクロバスで6:30春日井市内出発。私は、途中トイレ利用で立ち寄った産地直売所で、思いがけず渋柿(干し柿用)をゲット出来てうれしかった。
9:10黒谷林道ゲイト前から登山開始。ずっと木立の中の登山道を歩いていくと徐々に周囲の山並みが見えてくる。「こんなに山があるんだねえ」と素朴な再発見をする人もいる。そして、パーンと開けた視界の真ん中に御嶽山の堂々たる姿があった。富士山に負けないぐらいカッコいいじゃんと御嶽山を見直してしまう。7合目ぐらいまで雪をかぶってその白さが青空に際立っている。私は2回目の白草山だが前来たときは雨模様で視界ゼロだったのでああ白草山の魅力はこれなんだなあと実感した。北アルプスの笠ヶ岳や黒部五郎岳や薬師岳も見えた。
風を避けての昼食後、下山となったが、希望によって隣の箱岩山に登りたい組と、登らずに下山する組に分かれた。箱岩山は御嶽側は立ち木で見えないが、白山がよく見えた。こちらは下の方まで雪をかぶっていた。下山するとマイクロバスが待っていてくれた。今日の参加費を会計さんが集めていたが2600円と聞いてびっくり!こんなに一日楽しんですごく安い。マイクロバスを手配し、運転してくれたIさんに感謝しきりでした。 (杉)
2022年11月19日 尾張三山 5名+2 |
今回は近場の尾張三山に行って来ました。小牧市民プールを8:00に出発し、尾張白山を目指します。途中の道は遊歩道が良く整備されており様々なコースがありました。頂上には尾張白山神社があり、眼下に小牧方面の景色が見渡せます。
頂上直下のかなり急な下りを下り次の尾張富士を目指します。一旦市道に出て入鹿池の畔を進みます。当日は天気も良くワカサギ釣りのボートが気持ち良さそうです。明治村の駐車場の脇を通り、しばらくは舗装道路を通ります。途中から石段の登山道になります。登り切ると頂上は尾張冨士大宮浅間神社です。眺望はありませんが、結構立派な社です。帰りは往きとは別ルートを通り入鹿池に戻ります。湖畔のお昼をくつろいで茶屋の木の芽田楽を食べてみました。香ばしくて美味しかったです。
湖畔でくつろいだ後、最後の本宮山を目指します。しばらく道路を歩き、取り付きの登山口から登山道に入ります。取り付きに表示はなく、赤布だけなので注意が必要です。登り口から頂上までかなりの急登です。頂上には神社があり、かなりの寄進がされています。頂上からは小牧方面から濃尾平野が見渡せます。頂上から少し下った眺めのいい岩の上でコーヒータイムを取ってゆっくりくつろぐ事が出来ました。
本宮山からはなだらかな下りで、途中信貴山のお堂で休憩を取りました。本宮山から下りて一旦県道に出て駐車場までには急な登り返しがあり、最後の試練でした。
今回は天気も良く、入鹿池や小牧方面の眺めも良くて楽しくいい山行になりました。 (足)
2022年11月12日 A 釈迦ヶ岳~ハト峰 B ハライド往復 10名 |
A班 朝明駐車場~庵座大滝~釈迦ヶ岳~猫岩~羽鳥峰~朝明駐車場コース
1泊2日のテント泊の計画だったが、2日目のお天気が崩れるとの予報で、日帰り山行に変更となった。登山初心者の私はテント泊デビューはずが、ちょっと複雑な気持ち。(雨のデビューはもちろん嫌けど、テント泊もしてみたかった)
当日は、3台の車で春日井を6:30少し前に各車出発。途中工事渋滞に2台がはまり、SLさんは朝明駐車場に停めることができるか心配をしていたが、何とか第2駐車場に3台とも駐車できほっとした。しかし次々に車が来てあっという間に埋まっていった。
今回は2コースに分かれての山行なので、最初にそろってご挨拶そして8:25出発。どんな滝かなと思いながら、庵座大滝を目指す。4段あり結構見ごたえのある滝で、写真を撮影もした。「釈迦ヶ岳最高地点手前は、急登で、ストックは片づけた方がいい。」と聞いたので、ちょっと急登になるたびに、「ここ?」と聞き、笑われながら「まだまだ」と言われながら進む。確かに最後は急登で、ロープや木の根っこにつかまりながら登った。そして釈迦ヶ岳最高地点に着くと景色は一変。もやっていて遠くまでは見えなかったが、落ち葉のじゅうたんと穏やかな陽の光。最高地点と少し離れた所に、釈迦ヶ岳山頂がありどちらも広いので、昼食をとるのにも密になることもない。ゆっくり昼食をとり、次の猫岩に向かう。
ここからは今までと違い、今までは黄葉だったが、紅も入り木漏れ日とともにとてもきれい。やっぱり空が青いと映えるね。途中「シロヤシオ」、「アカヤシオ」があり、春に来たらまたきれいなんだろなあ~と思いをはせる。ススキがあり高原のような雰囲気の箇所あり、登った釈迦が岳の急登の山肌と山の斜面の紅葉がコントラストになりまた美しい。午前中にここから「ヤッホー」と叫ぶ声が聞こえたが、(その時の私は返事などしていられないという気持ちだった。)ウン!気持ちが分かった。
変化に富み、いろいろ味わえるコースだった。猫岩で、猫の真似をし、羽鳥峰では鳩の真似をし、下界ではしないようなことも楽しめてしまう。とても楽しい山行だった。そして最後の極め付き下山後駐車場では、SLさんが手作りの栗大福と柿、コーヒーでティータイム。まあ美味しかったこと!ありがとうございました。皆さんとおしゃべりも楽しめ、最初の気持ちは全く消え失せ、良い山行になった。 (潤)
2022年11月4日 荒島岳 4名 |
春日井を6時前に出発し、勝山スキー場跡駐車場に8時過ぎに到着。
11月でも雪の心配なく登れる百名山「荒島岳」。紅葉と山頂の360度のパノラマが見られると期待したのですが、小雨か時雨が続き……。しかし、雨に濡れてしっとりした紅葉は素敵でした。
となりのトトロが想像できる「トトロの木(実は倒れたブナの木ですが)」や「深谷の頭(なんでこの名前)?」「シャクナゲ平(春には素敵な花を一面に咲かせてくれそう)」と、立ち寄ってみたくなる場所もありました。
道が整備されているところは、さすがは百名山。山頂手前の「もちが壁」には「滑落して死亡者多数あり。慎重に!」という立て看板。ドキドキしながら登ってみたものの、何とかなりました。
うっとりするほど見とれた紅葉や九頭竜湖を見て、つるつるの湯の温泉につかって、満足して帰りました。計画してくださったり、運転してくださったりする方がいらっしゃるからこそ行けた山です。仲間の方々に感謝!! (堀)
2022年10月30日 イブネ(テント泊) 5名 |
3年ぶりに〝鈴鹿の奥座敷〟といわれるイブネに行ってきました。春日井を6時前に出発し、朝明渓谷の駐車場には7時過ぎに到着。まだ早いので車は少ないかと思ったら満車寸前の状態。何とか車を停め出発にかかる。CLのザックは27㌔、それもそのはずで4人用テント一式と5人分の夕食・朝食の材料、水などが入っていた。私のザックはその半分もない。
まずは根の平峠を目指す。峠までの歩きやすい登山道をゆっくりと進む。CLの半分以下のザックだが肩が痛い。ブナ清水への分岐を横に見ながら、1時間強で峠に着いた。ここからテン場までは、なだらかな下りだ。9時過ぎには〝鈴鹿の上高地〟に到着。二つのテントを設営後、イブネに向け出発。サブザックに換えたので体は軽い。しかし小峠へのV字形の登りは狭くて急坂、おまけに1mを越える段差が何カ所かあるため苦労する。それでもイブネ北端には昼過ぎに到着。緑の絨毯のような苔が出迎えてくれた。苔の絨毯越しの釈迦、国見、御在所、鎌、雨乞などの絶景が素晴らしかった。
3度目のイブネだが何度来ても飽きない場所だ。ふかふかの苔の上に寝転がるなど、童心にかえり苔の感触を楽しんだり、周囲の山並みを見ながらゆったりと休憩。もっと居たいのだが、1時前にはイブネを後にした。杉峠を経由してテン場に戻ったのは3時半。夕食の支度にかかった。夕食はポークステーキ、餃子のほか、鶏肉・海鮮・野菜などの入ったCL得意の鍋。おいしくいただきながら酒宴。今後の山行など話は尽きなかったが、ちょっと寒くなった8時にはお開きにして就寝。
翌朝は7時ごろに起床、朝食は前夜の鍋の汁での雑炊。これも絶品の味だった。食後はテント、シュラフなど荷物をザックに入れるなど下山準備。再び重いザックを背負い下山開始。前日の疲れと年齢のせいか足が重い。途中、ブナ清水に立ち寄るなどして登山口戻ったのは11時半だった。風があったものの秋晴れの気持ちのいい二日間だった。 (横)
2022年10月24日~26日 黒部峡谷 下の廊下 2名 |
いつか行ってみたいと思っていた下の廊下、やっと行けました。1年のうち1~2カ月位しか開通しない。また開通しない年もある。
旧日電歩道:黒部ダムから仙人谷まで16.6キロ。水平歩道:仙人谷から欅平まで13キロ。断崖絶壁に作られた幅60~80㎝ほどの狭い歩道で山側にはワイヤーの手すりが張られているものの谷側には何もない。一歩足を踏み外せば数百メートル下の谷底に転落です。
黒部渓谷沿いに危険な長い歩道を歩いた。滑りやすい丸太の長い梯子を何度も上り降りした。渡渉もある。滝の水しぶきを浴びながらの渡渉もあった。真っ暗な志合谷トンネルの中はヘッドランプをつけて水たまりの中をじゃぶじゃぶしながら山を越えた。2日で6万歩に達していた。
どうしてこのような危険なコースに多くの人が魅せられるのでしょう。
V字に切り立った深い渓谷の下では、大きな岩にぶつかって白い水しぶきをあげる荒々しい黒部川が場所によって深い緑の静かな黒部川にと表情は変わります。
紅葉は真っ只中でした。水平歩道が終わる頃、真っ白く雪化粧した五竜岳?や唐松岳が見えた。
阿曽原温泉小屋の露天風呂もよかった。宿泊するほとんどの女性が一同に入浴して情報交換。ここに来れてよかったと誰もが言っていた。食事後に名物管理人の解説で黒部の歴史をビデオで見た。歴史を知ると、またまた黒部が好きになりました。
スリリングであの絶景。誰もが行きたくなるのがわかります。 (日)
2022年10月25日 蛇峠山 4名 |
春日井を7時に出発。中央自動車道、園原ICで降り、治部坂高原駐車場へ。今日はくもり予報、そして寒くなりそうとのこと!防寒着はしっかりザックに詰め込んだ。駐車場からすぐのトイレに入ってから、いざ出発。
紅葉がとても綺麗で見頃を迎えていた。登っていくにつれて、足元の落ち葉も鮮やかになっていき、目を楽しませてくれた。
馬の背展望地では、少し雲がかかっているが、中央アルプスが見えて感動。ここでも記念にポーズを取って先を急ぐ。
まあ、なんということでしょう!!
木々が白いのは何?と思ってよく見ると、、、霧氷!?葉っぱの上にも雪が残ってる!と、びっくりしていると、今度はまわりの木の枝に、エビの尻尾のように霧氷が!!
狼煙台展望地の手前から急に景色が一変しました。「さすがに寒いわけだー!」と。気温は2℃。
秋から急に冬がやってきました♪
ここ、狼煙台展望地からは、御嶽、乗鞍、槍穂、中央アルプス、八ヶ岳(は、ほぼ雲に隠れていたけど)、南アルプスが、所々、雲がかかっていたけど見れて感動。
山頂では温かいコーヒーやおしるこ等を身体に入れて暖を取り、おなかもすいたのでご飯を食べた。寒すぎて長居は出来ないので出発です。ちなみに、山頂にある鉄筋の展望台は今は立ち入り禁止になっています。古くて危ない状態みたいです。
さっきの霧氷の場所に戻ると、少しの時間で融けていて驚いた。
しばらく下ると、さっきまでの凍えるような寒さはやわらぎ、亀の池という池のほとりで休憩。ここの風景もとても素敵でした。この場所でハロウィン撮影会をチョット楽しみ、ティータイムに♪13時半には下山を終え、15時半に春日井着です。
紅葉と霧氷、アルプスの山々の眺め、いろいろ楽しい山行となりました。今度は冬にも訪れてみたいと思う良い山でした。 (鎌)
2022年10月23日 蕪 山 13名 + 2名 |
10月下旬の山行で、天気、気候も心配していましたが、暑くもなく寒くもなくほぼ無風でとても穏やかな山行日和でした。
2班に分かれて21世紀の森の駐車場を出発。登山口を進むとすぐに巨大株杉があり、圧倒される。この林の中には巨大株杉が30株ほどあり、株杉の生命力に感動しながら歩きました。木の根が絡まった巨岩を過ぎると分岐。そこからはひたすら歩く。杉林、ブナ林とピークらしきを2回繰り返すと突然空が開けて、1本杉の山頂へ到着。眺望はまあまあ良好。山頂近くは紅葉している。
おにぎりを頬張っていると、目の前にアサギマダラが!! まだここにいるの? 今年は暖かいのね。昼食後、全員の記念撮影をして下山しました。
下山後は、モネの池へ移動し観光。帰路の途中、道の駅で富有柿をゲット。
とても楽しい山行でした。リーダーのNさん、車を運転していただいた皆様ありがとうございました。 (佐)
2022年10月19~20日 九州山行(由布岳&久住山) 4名 |
【19日 由布岳】湯布院のシンボルである豊後冨士と呼ばれる由布岳、麓からの姿は気高く秀麗だ。
快晴の中、正面登山口より登山開始。秋の陽ざしの中、なだらかな笹原は、のどかな牧場を思わせる。10分程で日向岳・鶴見岳方面との分岐に着く。ここから樹林帯に入ると暫くゴロゴロした小さな石ころの道となるが、滑り止めの工夫等自然に配慮され、良く整備されている。
合野越で西登山口からのコースと合流する。勾配が急になりジグザグだが歩き易い道となる。やがてナラの木や赤松の林を抜けると展望が開け、朝霧がかかる湯布院の幻想的な絶景が広がり、まるでピラミッドのような飯盛ヶ城の丘陵も美しい。なぜ百名山に選ばれなかったのだろう。徐々にガレ場の登りが続くようになり、やがて西峰と東峰の分岐であるマタエに到着、風が強い。マタエから望む西峰、東峰どちらも急峻だ。しかし、鎖場や危険個所の多い西峰に比べ、東峰は比較的安全に登れる初心者コースだが満足感は満たされる。
山頂からは九重連峰、鶴見岳、湯布院等360度の大パノラマ。頂上では溶岩が広がっているので、座りやすい溶岩を探して昼食を取る。風が強くアッという間に青空が隠れるので、他の登山グループとお互いに晴れ間のシャッターチャンスを狙う。
下山時には多くの登山者と会う。すれ違い時、道を譲り合いながらの短い会話は格別。急なガレ場の道は注意して慎重に歩き無事下山。初めての九州の山、また登りたい山となった。 (定)
【20日 久住山】九州3日目。昨日の由布岳の脚の疲れも筋温泉ですっかり回復。体も天気も絶好調。7時20分、登山口の牧の戸峠駐車場は平日なのにもう一杯、50台はありそうだ。いや、もっとかな? 運よく空きを見つけセーフ。少々早く宿を出て、近道を教えてもらったのは正解だった。
くじゅう、九重、久住? どれが正しいの? 名だたる山々が競う雄大な火山群を九重山、九重連山または、くじゅう連山と呼び主峰の山を久住山と呼ぶのだそうだ。う・・納得?
さあ牧の戸峠登山口から出発。足取り軽く~とはいかないコンクリートの坂道・階段~キツイなあ~😢 赤く色づいたモミジのトンネルに頑張ろう。途中に展望台、もうここからもいい景色、本当に紅葉がきれい。でもまだまだコンクリート攻めです。やっとコンクリートが終わり沓掛山をすぎると、あっ!霜柱だ!今年初を九州で見るなんて。雲海の向こうに由布岳も見える。そして、くじゅう連山の山々。紅葉がきれい。メンバーの「わあ!きれい、すごい!」と何度も声が聞こえる。今度は打って変わってすご~く歩きやすい山道。あれだけいっぱいの車の数なのに人がいない。牧の戸峠をベースにして、くじゅう連山の山々に行けるのだ。一日に二つ三つはあたりまえ、もっと登る人もいるみたいです。なんか「くじゅう17サミッツ」というのがあるそうです。でも私たちは、久住山オンリー。トイレがある避難小屋を過ぎると岩ゴロゴロの急登を登れば頂上。空は、雲一つもないブルー、もちろん360度の眺望。HP用写真をパチリ。石ゴロゴロですから下って避難小屋の前で小休止。
可愛い声がする先には、なんと!幼稚園児の子供たち。1786mの久住山に登るんです。もうびっくりです。もっともポピュラーなコースといえど、岩を登るところもある。こんな時から山を制すると、アルプスもスイスイですね、たくましい。そして次は、中学一年の生徒達も登ってきた。地元の方はもちろん愛される山なんですね。やっぱり景色、周りの山々の紅葉がきれい、春のミヤマキリシマの咲くころも人人でしょうね。駐車場には車があふれ道路まで続いていた。さあ、また筋温泉で脚の筋を伸ばして帰ろう。いい山、楽しい山でした。 (副)
2022年10月16日 弥勒山清掃山行 Aコース 13名 + 2名 |
今回、“弥勒山”(春日井三山)の自然環境保全のための清掃活動に、スルジェ山の会として2チーム(Aコース、Bコース)が参加しました。
Aコースの「行き」の行程は、都市緑化植物園からスタートして、細野キャンプ場、ここから沢筋ルートを歩いて“道樹山”、次に“大谷山”、そして“弥勒山”山頂へ。山頂は、大勢の人で混雑状態でした。
「帰り」の行程は、“弥勒山”から、また“大谷山”、そしてここから梅林ルートを通り、都市緑化植物園へ。
本山行で歩いたルートには、全体を通して、あまりゴミ等は落ちていませんでした。一般の登山者のマナーが、良いものと思われます。今回は、大勢の方が参加され、また天候にも恵まれ、有意義な清掃山行となりました。 (千)
2022年10月16日 弥勒山清掃山行 Bコース 10名 + 15名 |
数日前はたしか雨の予報だったが、今日はさわやかな秋晴れだ。今年も恒例の清掃山行が行われる。午前8時少し前になると参加者が続々と集まってくる。スルジェの現役の会員、OBの方、その家族の方たち。その中にはお子さん、お孫さん?もいる。最年少は2歳の男の子。にぎやかな日になりそうだ。OBの方たち、現役の会員の方の間で挨拶が交わされる。
今回はAコース(健脚コース13名+2名)とBコース(ゆるやかゆっくりコース)を準備していただけた。私はもちろんBコースに参加。
Bコースは私がトレーニングで普段登るコースと同じ。三角駐車場から林道を登り、弥勒休憩所を過ぎてから少しさらに林道を登った弥勒近道分岐から尾根道の登山道に入り弥勒山頂上に登るコース。私はBコース①班の7人と一緒に登り始める。長袖を着ていたためしばらくすると汗をかく。30分ほどして1枚脱ぎ少し楽になった。OBの方たちの足取りは現役の会員の人と遜色ない。休憩所で水分補給。弥勒近道分岐から尾根道の登山道できつい所もあったが、弥勒頂上に9時15分頃到着。御嶽山は残念ながらかすんでいてあまりよく見えない。頂上は人で一杯。私たちスルジェの仲間なのか一般の登山者なのか見分けがつかない。Aコースは三角駐車場~道樹山~大谷山~弥勒山のルートで距離が長いため頂上の休憩所で待つ。Aコースの班が到着後、Aコース,Bコースそれぞれに記念写真を撮る。
ところで本日の清掃山行の目的であるゴミ回収であるが、ゴミはほとんど見つからない。持参してきたビニール袋の中は、私が食べたお菓子の袋だけ入っている。
下山は、植物園への最短コースを下る。弥勒山・大谷山分岐から林道へ下るコースだ。下りは早い。水分補給のため1回くらいは休憩してほしかったが、皆さん休憩なしで下って行く。植物園に到着し、Aコースの班の到着を待つ。OBの方たちはこれから懇親会があるため合同報告会を待たず帰られる。来年のご参加もお待ちします。合同清掃に参加しているアリス山の会、春日井峠の会の方たちの到着を待つ。スルジェの今日の収穫は不燃ゴミ1.4kg、可燃ゴミ0.75㎏である。
アリス山の会、春日井峠の会の方たちが揃ったところで合同報告会が開かれ、今日の収穫が発表された。3つの山の会あわせて不燃物・可燃物合計10.45㎏。この数字は随分と大きいと思ったが、これでも昨年の10分の1位とお聞きし驚く。登山道のゴミはほとんど皆無に近い。どこにこれほどのゴミがあったのだろう。皆さんお疲れ様。 (恵)
2022年10月11~13日 北アルプス立山 2名 |
こんな紅葉見たことないです。
私たちは一の越から雄山、大汝山、富士ノ折立と立山を歩いて真砂岳まで行って大走りコースを雷鳥沢野営場に下りました。
このコースは大正解でした。右側は大日岳方面の斜面、左側は浄土山方面の斜面、前方雷鳥沢方面もすばらしい草紅葉で、その世界にどっぷり浸かって歩くことができました。
山は季節によって様子が変わりますが今でしか見られない紅葉ドンピッシャ!!でした。
写真の腕が無くてこの世界を皆さんに伝えきれないが残念です。
今回の山行はもうひとつの楽しみがありました
同日にKリーダーのパーティー(テント泊)が立山山行に来ており、別山側から登る計画なので、どこかで出会って記念写真を撮ろうという計画。
申し合わせたかのように、富士の折立という最高の場所で出会うことができ、ハイタッチをして喜び合いました。記念写真もバッチリ嬉しさが現れているようです。
最後に、山行も最高でしたが富山の温泉、お魚、日本酒も満喫できました。 (日)
2022年10月11~13日 立山三山縦走 3名 |
「すごい!」「わあっ!」という歓声で、テント前で夕食の片づけをしていた私は振り返った。夕陽に照らされた草紅葉の立山三山が赤く染まっていた。見とれていると、下の方からゆっくりと黒い影にのみこまれていく。素晴らしい時間はわずかだった。
翌朝5:20まだ暗い中を出発、ヘッドランプを付けて進む。高度を上げるほど、目に入る景色は雄大になる。山肌はチングルマの赤、草々の黄茶、ハイマツの緑に彩られて、室堂平には三つの池、噴煙を上げる地獄谷、そして雷鳥沢のテント場に私たちのテントが見える。
そして、剱御前小屋に到着。眼前に現れた剱岳の男前の姿に惚れ惚れする。同行の仲間は「来年はあそこに行く!」と決意を新たにしていた。剱岳を別山からも見て、別山北峰からも見て、少しずつ角度が違うと表情が違う気がした。
真砂岳は巻道ルートを通ったがそれでもやはり最高峰の富士の折立まではしんどかった。そして、ここで小屋泊組のメンバー二人と出会う。朝からどこで出会うか楽しみにしていたので、すごくうれしかった。5人で写真をたくさん撮り、改めてみんなで景色を味わう。一番近景には、針ノ木岳、鳴沢岳、鹿島槍、五竜、白馬につながる後立山連峰、右に薬師岳、笠ヶ岳も見え、何とその向こうには富士山もうっすら見えていた。天気は曇りなのに展望は良く、不思議なくらいだ。
雄山を下りる頃、あまりに景色を満喫し過ぎて、時間が遅くなっていることに気づいた。疲れも出ているし、雷鳥荘で温泉に入るつもりもあったので、浄土山をあきらめて下山することにした。
4時半過ぎにテント場に戻った。自分が朝から歩いたルートが全部見られる。歩いた山の名前を言いながら目で追ってみる、その満足感は格別だった。
最高潮を迎えた紅葉の中、テント泊で立山三山縦走(二山になったが)の山行は、立山の霊気と大自然に抱かれて、心身ともに(流行りの言葉で言うと)整いました。 (杉)
2022年10月11~12日 鳳凰三山 3名 |
1日目
雨のため1日延期した甲斐があり、素晴らしい天気。春日井を5:30出発して、道中に少し時間がかったが、10:05登山開始。青木鉱泉~ドンドコ沢~南精進滝~鳳凰の滝~白糸の滝~五色の滝~鳳凰小屋泊のコース。沢の音が清々しく、滝も見ごたえがあり、気持ちよく歩けた。
そして、2200mあたりからは、紅葉がきれいで、富士山も見えてきたことに感激!前方には次の日に目指す地蔵ヶ岳のオベリスクも見えてきた。ウキウキして疲れも癒される。
2日目
目指すは、地蔵ヶ岳~観音岳~薬師岳。地蔵ヶ岳のオベリスクは近寄ると、また迫力があった。
お地蔵様には、山行の安全をお願いして次に向かう。観音岳は360度のパノラマで、雲海に浮かぶ紺色の富士山、山伏山、中央アルプス、白峰三山、乗鞍、穂高連峰、金峰山、大菩薩峠、八ヶ岳の眺めを楽しみ、はしゃいだ。薬師岳でも同様に山々を楽しむことができた。富士山を途中まで見ながらの下山。天気に恵まれ、気温もちょうど良く、最高な山行だった。こんな素敵な経験ができたことに感!(潤)
2022年10月08日 御嶽山 1名 + 2 |
名古屋を4:00に出発、中津川ICを降り寝覚ノ床経由し7:20頃駐車場到着。御岳ロープウェイ(5合目)鹿の瀬駅より乗車し飯森高原駅(7合目)から山行を始め、女人堂~石室山荘~剣ヶ峰へと歩を進めた。
計画では摩利支天や飛騨山頂を巡るコースであったが 途中の眺望を楽しみすぎた事と石室山荘で名物のぜんざいを食した事等により、山頂で昼食が終わった頃には予定時間を超過しており、摩利支天側に向かうことを断念した。
車中からの風景は山々が全てガスっており、この状況では眺望は期待できないかも……と思いながら現地に到着した。が、到着すると見る見る霧が晴れ山頂を望むことができた。
山行中はあたり一帯が一瞬で霧がかり、心配しているとすぐに晴れてくることを幾度か経験しながら剣ヶ峰に到着した。噴火後である為か8合目より上は植物が無かった。
初めて登る山であり、以前はどのような状況であったかはわからないが、山頂は数年前の噴火による影響で避難用シェルターの設置及び新たにシェルター増設の工事を行っていた。
我々の時間帯は頂上での眺望も最高で、遠くは乗鞍岳も確認することができたが下山途中にたくさんの人々が山頂を目指し登っていたが、その後はガスって来ており恐らく眺望は楽しめなかったと思う。すれ違う方々の年齢層も結構高く、自分もあの年齢層まで元気に山登りできればいいけどなあ~なんて事を思いながら下山した。
当会に入会し 4/100名山を踏破した!(今年は3座) 百名山って言葉も知らなかった者が今では百名山を目指そうかなって思いが段々強くなってきた。あと何年かかるんだろう……? (野)
2022年10月02~05日 皇海山&武尊山&谷川岳 1名 |
【2~3日 皇海山】 栗原川林道は令和元年10月以降通行止めが続き、復旧時期は未定で群馬県側からのアプローチは出来ません。現在は深田久弥が登った栃木県側の庚申山を経由するクラシックルートを辿り歩行距離26km、実標高差2,300mと体力勝負の山です。山頂からは見晴らしは利きませんが、手前の鋸山からは奥日光・上信越の山々などの眺望は素晴らしい。庚申山荘で前泊して翌朝3時に出発して下山は16時で、登山道の目印はヘッドライトを照らすと光る蛍光版が設置され昼間より夜間歩行が前提の様です。登りの尾根道は険しく10程の小さなピークを越える下りは、ほぼ全員が六林班の周回コースを辿る。六林班周辺は背丈以上の笹が茂り、藪漕ぎは大変ですが晴天時は爽やかで楽しめ渡渉も数カ所あり潤える。庚申山荘は立派でバイオトイレで清潔で寝具も有りますがお薦めできません、沢水が引かれ常時出ています。庚申山荘に後泊される人は居ませんでしたがゆとりを持った山行をお勧めします、難点は食料などの荷物が負担となります。感動より疲労が上回る。
【4日 武尊山】武尊神社から尾根伝いに頂上を目指し、剣ヶ峰を経て谷筋に下山しました。この山の良さは頂上から360度の眺望・剣ヶ峰への尾根歩きと剣ヶ峰から見る武尊山の雄姿であるのでその評価は天候に左右される。天候は薄曇りであり、遠くの富士山から谷川岳・苗場山・赤城山・皇海山・燧ケ岳・至仏山・日光白根山など数知れなく100名山を望める。武尊山と剣ヶ峰の山腹は紅葉が始まり色沿いを添えてくれた。登りは整備され緩やかであるが8合目当たりの岩稜帯に鎖場がある、剣ヶ峰からの下り始めは急坂であるが、以後は穏やかになり渡渉箇所で汗を潤せる。頂上の展望が全てともいえ天候を吟味される事を推奨します。
【5日 谷川岳】西黒尾根からトマノ耳とオキノ耳を踏み肩ノ小屋で休憩して天神尾根を下り天神平からロープウエイで空中散歩して土合に下りました。
谷川岳は早池峰山・至仏山・白馬山と共に暗緑の蛇紋岩が多く滑り易い、西黒尾根は甲斐駒ケ岳の黒戸尾根・北アルプス烏帽子岳のブナ立尾根と共に日本三大急登と呼ばれている。登山口から急登の樹林帯が続き、それを越すと北風をまともに受ける岩稜帯の小峰が4峰程続き、頂上直下の分岐に着く。樹林帯では霧雨、岩稜部では雨は上がるが強風に悩まされるが眺望が楽しめた、頂上手前のザンゲ岩からは雲の中に突入し、雨具で雨と寒さを凌ぎ山頂に到達し写真を撮るのがやっとで、即肩ノ小屋に逃げ込む。下山時には30名程のロープウエイ組が天神尾根ですれ違ったが、多くが頂上を躊躇する様子が伺えた。蛇紋岩には最新の注意を払い下山、温泉で体の冷えと疲れを癒すため予定を変え天神平からロープウエイで下った。無事の下山にホットする。 (和)
2022年10月08日 出来山 4名 |
前日が雨天だったため天気が心配されたが、当日は曇り時々晴れと、まあまあの天候だった。落合公園を7時に出発。途中のコンビニでトイレ休憩と昼飯を調達し、段戸湖駐車場に着いたのは9時過ぎ。ちょっと肌寒い。出来山は設楽町と豊田市の境界にあり、一等三角点のある山だ。標高は1053mだが、上り口の標高が高いせいか山頂までの標高差はあまりない。コースは途中、いろいろな林道への分岐があるので、間違えないように注意が必要だ。また東海自然歩道とも交差しており、原生林や湖(池?)といった自然の風景が楽しめるコースだ。
最初は林道から階段状の登山道に入り、五六橋までのアップダウンを40分ほど歩いた後は、頂上までの高低差のあまりない林道をひたすら登った。頂上には11時ごろ到着。途中の林道や山頂は、まったく展望がなくがっかりだったが、山行の目的が「トレーニングと一等三角点を見る」なので仕方がないか。
頂上の三角点で写真を撮った後、暑くも寒くもない気温の中、ゆっくりと昼食をとった。11時半には下山にかかった。登りの時の林道歩きを一部カットし、尾根道を牛渡橋まで下った。あとは往路の林道を下り、駐車場には13時過ぎと計画書より1時間ほど早く着いた。トレーニング不足の小生にとってはぴったりのコースだった。一応の目的は達成できたので満足だったが、紅葉の時期にもう一度来てもいいと思う山だった。 (横)
2022年10月02日 陣馬形山 5名 |
霞んだ空模様が登頂すればスッキリ。
昼食はSさんのサプライズでフルコース。
登山道はフラットで緩やかな傾斜。
帰路では旬のリンゴも買えて、最高!! (張)
2022年10月2日 美濃加茂・高木山 1名+2名 |
美濃加茂創造の森の南西壁(高木山)へ晴天の中、登攀してきました。
難易度1初期だが、岩が剥がれる箇所があった。高度感のある最終点では天気も良く、日焼けは避けられなかった。(市)