2023年6月27日

     ポン山~小ポン山  1名

利尻島・礼文島を楽しむ自主山行計画が企画されたので参加することにした。日本100名山の利尻岳(1719m)には標高1233mのところにある避難小屋を利用してでも、いつかは登ろうと思っていたが、数年前右足首を痛めたため、あっさり利尻岳に登ることをあきらめた。累積標高差が約1600mもある山に今の私ではとても登ることはできない。 

YAMAPの地図を見ていたら、利尻岳のそばにポン山という面白い名前の山があることに気づいた。標高444mの山で鴛泊から見ると利尻岳の手前にある山だ。標高は低いが利尻岳の前衛峰の位置にあたるため思ったより大きい山に見える。このポン山に登ることにした。ちなみに利尻島には鬼脇ポン山、仙法志ポン山という名前の山もある。

朝4時30分に旅館の車で野営場登山口へ送っていただく。4時45分、野営場から利尻岳登山組5人と一緒に良く整備された登山道を登る。甘露泉水というおいしい湧き水のあるところを過ぎてすぐのところにポン山分岐があり、ここで利尻岳登山組とお別れする。ポン山への道は良く整備され歩き易い。途中2ヶ所ほど木の切れ間から利尻岳がすっきり見える。たまにポン山から下ってきた登山者とすれ違う。こんなに朝早いので利尻岳にも登るのかなと思った。昨日は利尻空港への着陸が危ぶまれるほど風の強い日だったが、今日も風が強い。森林帯の中を歩いているので風は気にならない。ポン山と小ポン山の分岐からしばらく登る。5時40分にポン山頂上に着いた。頂上からは利尻岳が間近に大きくそびえているのが見える。背後には海が見える。

しかし、風がものすごく強く、吹き飛ばされそうになる。頂上にはベンチがあり、ゆっくり1時間くらいの休憩を取り、おにぎりやお菓子でも食べながら景色を楽しもうと思っていたが、早々に下山を開始する。 小ポン山分岐から小ポン山(413m)に寄ることにする。あまり人が通らないのか登山道が急に狭くなった。どんどん下って行く。小ポン山頂上からは眺望がないという標示板があったので登るのを止めようかと思ったが、時間はたっぷりあるので登ることにした。登り返すと小ポン山の頂上に着いた。利尻岳頂上がかろうじて見える木の切れ間があった。木に囲まれてあまり居心地が良くないので5分位で下山開始。小ポン山分岐に戻り、野営場登山口には7時40分に到着。やっぱり利尻岳に登れなかったことが少し残念な気がした。   (惠)

 

 2023年6月27日

     利尻山  5名

雨予報から一転して晴れてきたが、前夜来の強風は一向に収まらず漁も中止の中、宿の主人の“昼頃には少し弱くなるのでは”の言葉を頼りに鴛泊ルート登山口より午前5時前出発する。登山口には使用済携帯トイレ回収ボックスや靴洗い場があり、又、雑菌を持ち込まない為の靴底洗浄場もあった。 

4合目野鳥の森、5合目雷鳥の道標までは凄まじい強風もエゾマツ、トドマツの樹林帯に遮られ緩やかな道を鳥の声、花を楽しめた。

 5合目を過ぎ第1見晴台から展望が開けるが立っていられない程の強風が始まった。

 6合目から徐々に傾斜がまし、6.5合目簡易トイレブース、7合目胸突き八丁よりつづら折りの急登が始まる。景色は素晴らしいが強風に吹き飛ばされそう。 

2見晴台を過ぎ8合目長官山へ待望の山頂が姿を現し思わず感動、強風は変わらず。少し下り、避難小屋のある鞍部へ、最低目標は達成、ここで小休止。今後の予定を検討。その間も登山者は続々、下山者の情報は山頂部は少し穏やからしい。

9合目ここから正念場、浮石に足を取られるガレ場の急登と強風に注意しながら進む。切れ落ちた崖の横の階段、黒のドラム缶のような土嚢を踏み越え山頂へ、風は少し穏やか。登山者が三々五々景色を楽しんでいた。360度の眺望も遠くは霞、礼文島は姿は現さず。

 

下りはガレ場浮石の急坂、更に強風。前日も転倒し骨折、ヘリは使えず警察・消防団が出動したとのこと。転倒に注意し少しずつ下る。ここは下りに体力が必要だ。下山予定タイムを大幅に上回り、やっと避難小屋へ。長かった。

8合目長官山でなごりを惜しみ無事怪我無く下山したが、別計画でポン山を歩き、早くに下山した待機者に心配をかけた。

 

平日で強風にも拘わらず多くの登山者、山頂もいっぱい。しかしツアー者の中には途中でストップを掛けられた参加者も・・・、登頂はOKでも下山は無理と判断されたよう。美しい山容も険しく厳しい山を実感できた。   (定)

 

 

 2023年6月25日

     岐阜 阿木川  1名

新しくなったハーネスとスリングで初級の沢に出かけてきました。装備を装着して入渓。天気は良く木漏れ日の中、綺麗な渓流へジャバジャバとリバーハイクを開始しました。

 三ケ所の巻道は崩れていたため危険、また岩も剥がれやすい個所もあり、スリルな登攀を楽しむことができました。   (市)

 

 2023年6月20日

     岐阜 瓢ヶ岳  4名

高賀三山の一つである美濃の瓢ケ岳へ秋の定例山行の下見に行ってきました。駐車場は広かったですが、平日だったこともあり我々の他に1台しか止まっていませんでした。一般ルートで行くべき所をルートを間違え四阿ルート出合まで四阿ルートで登ってしまいました。

渡渉あり、岩場あり、根っこ、階段ありと変化にとんだコースでした。緩斜面ですが足元を注意しないと転倒しやすいです。頂上は、木陰もあり、十数人はくつろげるスペースがあります。天気はよかったが、遠くの山は見えませんでした。この時季はしょうがないですね。頂上にあった地図で御嶽山、乗鞍岳、笠ケ岳などの方向を知ることができただけで十分。

奥瓢ケ岳は、頂上からすぐに行けますが、通りすぎるほどの小さな看板があるだけでした。下りは見晴台に寄り、骨ケ平に戻らずそのまま下山してきました。このルートは、笹の薮漕ぎや厳しい岩場があり、とても定例では使えないことがわかっただけでも下見にいった甲斐がありました。定例山行は、九月ですので景色はきっといいと思います。皆さん期待してください。 (鷲)

 

 2023年6月18日

     富士見台  18名

梅雨の中休み、岐阜と長野県境の富士見台高原に行きました。

7:00 春日井市を出発し、中央道を経由し神坂神社前に到着。駐車場はかなり埋まっていましたが、4台がなんとか駐車でき、ひと安心。

 神坂神社登山口から入山。色々な草花や木の実を楽しみながら古代東山道のブナコースを歩きました。

1130 富士見台高原山頂に到着。薄曇りでしたが山頂からは360度の大パノラマを見渡せ、北・中央・南アルプスの山々を堪能。日本百名山の二十三座が一望できるとのことですが、富士山はさすがに見えない・・・・・・。

下山はカラマツコースを通りました。こちらは登りより少し勾配がありましたが、歩き安いコースでした。 思ったより暑くもなく、お天気もほどほど良く、無事下山もでき良い山行でした。  (成)

 

 2023年6月4日

     藤原岳(愛知県労山鈴鹿山系清掃登山)  16名

 

 64日日曜日、台風が去ったばかりの快晴の中、三重県の藤原岳に清掃登山に行ってきました。清掃登山の主な目的は山頂付近に多い「ハルサキヤマガラシ」の駆除。他の山岳会との合同作業でした。

かわいい黄色の車両の三岐鉄道を西藤原駅で降り、しばらく歩くと大貝戸登山口に着きます。そこで他のグループがラジオ体操を始めており、イントロを聞いただけで勝手にカラダが体操をはじめてしまうという昭和世代の性に勝てず、しばし時間を使ってしまう。ここでの時間ロスが後悔のもととなるとは、その時は気づきませんでした。

予定より30分ほど遅れて出発、すぐに急登にかかり、暑さと足の疲れとの闘いがはじまります。5合目くらいから勾配が緩やかになり快適な山道、のんびり歩いていましたが、山頂まで登ったり、ハルサキヤマガラシを刈るには時間があまりないことが判明。急遽、山頂まで登るグループは急いでいくこととなりました。

八合目位からはまた、あいにくの急登。人間業とは思えないスピードで登っていく先頭集団を見失わないように必死でした。

 山頂では鈴鹿の山々が見渡せる素晴らしい眺めと涼しい風で疲れを忘れ、昼食後すぐにハルサキヤマガラシを探しに行く。山頂付近は草原になっており、きれいなふかふかの苔や可憐な花に見とれ、しばし目的を忘れそうになる。

ハルサキヤマガラシは、去年も思ったより少なかったが、今年も藤原山荘付近には全然生えておらず、人が来にくい崖ふちのあたりに群生していたため、植物も生き残るために必死なのだと思いました。

 14時ごろ下山開始。下山時にも地面に落ちているガラス片などを回収しているメンバーの方に頭が下がりました。

 行きは急登、帰りも同じコースのため急降。膝の機嫌を取りながらの下山となりました。   (西)                             

 

 2023年6月4日

     鈴鹿・元越谷フルコース  1名

  本格的な梅雨入り前に今年最初の沢登りに鈴鹿の元越谷フルコースへ出かけてきました。

沢の状況は2日前の雨でかなりの水量アップ。初級の沢とはいえ流されないよう、また滑落しないように岩肌、浮石に注意しながら慎重につめていった。気温のほうは高くない。マイナスイオンを感じる滝の前では、すぐに体が冷えてきたためカッパをはおり比較的静かな、こもれびの空間で昼食を済ませました。

下山は計画通り水沢峠から! ヒトリシズカなどたくさんのお花に出会うことができました。山はやめられません!   ()

 

 2023年5月30日~6月2日

          霧島連山  6名

【5月31日 高千穂峰】

えびの高原、霧島縦走など近くまで何度も行ったが、なぜか行けなかった高千穂峰。今回は3度目の挑戦だ。 

当日は台風の影響による小雨が降る中、高千穂河原から登山スタート。大きな鳥居をくぐり、少し歩いたところにある故宮址に参拝。石畳の道や石の階段を15分ほど行くと登山口になる。雨は断続的に降り続いている。そこからは赤や黒の噴石がゴロゴロの登山道を進む。樹林帯を抜けると岩場の急坂が現れる。周囲の景色はほとんど見えないが、その崖っぷちにはミヤマキリシマの小群落があり、ピンク色の花がきれいに咲いている。そこを登り切れば御釜の縁に至り、楽になると思うのだが風雨がだんだん強くなってきた。登山靴や雨具の中は雨と汗でぐちょぐちょに。そのため登山はここまでで下山することにした。もう一つの目的である麓の鹿ケ原のミヤマキキリシマの大群落の見学に切り換えた。

 鹿ケ原は高千穂河原から20分ほどのところにあり、朝ドラ「らんまん」の牧野富太郎が名付けた「ミヤマキキリシマ」は、ほぼ満開だった。あたり一面は見渡す限りがピンクの花でいっぱい。まるで絨毯を敷いたようだった。その美しさに感激、登頂は出来なかったが、大満足の一日だった。   (横)


【6月1日 韓国岳】

台風による影響で昨日の高千穂の峰に引き続いて今日も雨と覚悟していた。ところが朝起きたら太陽の光がホテルの部屋に少し射していた。今日もとりあえずは登山口に立てることになった。韓国岳には50年以上昔の学生時代の3月上旬、九州旅行のついでに登ったことがある。まだ登山を開始して間もないころだった。その時、初めて霧氷というものを見て、その美しさに感動したことがあった。 

えびの高原駐車場にあるえびのエコミュージアムセンターから出発。登山口付近では夏を先取りした蝉の鳴き声が聞こえる。舗装された緩やかな道を登りはじめ、やがて土の登山道に変わっていく。カッコーやウグイスの鳴き声が聞こえてくる。登山道の両側にはミヤマキリシマの華やかな花の群落が続く。ガスの切れ間からはホテル等の建物が点在するえびの高原が見える。もし、天国というものがあったらこの光景を言うのかなと思いつつ登って行く。 

硫黄山展望所まで登ってきた。ここで小休憩。正面奥には頂上が幅広の台形状の甑岳(こしきだけ)と、眼下には噴煙を上げる硫黄山が見える。ほのかに硫黄の匂いが漂ってくる。まだガスっぽいが頂上までの景色に期待をする。この付近から登山道は少し傾斜がきつくなり、石・岩が転がる火山特有の登山道になり歩き難い。3合目の標柱が現れた。1合目、2合目の標柱には気づかなかった。5合目あたりに休憩所の建物があった。このころから雨が強くなってきた。合目間の距離も比較的短いので合目の標柱に励まされながら6合目、7合目、8合目、9合目と登って行く。雨が激しくなってきたがあと少しと自分を励まし、なんとか頂上に立った。 

頂上からはガスで煙っていて全く眺望はない。遠く錦江湾に浮かぶ桜島、眼下に大浪池、頂上から先を見れば新燃岳、さらにその先にある天孫降臨の山、高千穂峰を望むことができた学生時代の光景を思い浮かべ、「また来たよ。」とつぶやき、頂上にはわずか数分いただけで下山開始した。

 昨日の高千穂峰・今日の韓国岳の山行でミヤマキリシマの花を見たいという長年の夢をかなえることができ嬉しかった。私の歩くペースが同行者の皆さんよりずいぶんと遅くても同行していただいた皆さんに感謝します。   (惠) 

 

 2023年5月21日

     貝月山 16名 + 2

まだ新緑の名残のある、揖斐川町の貝月山に登ってきました。

 9時10分、揖斐高原貝月リゾートに到着。キャンプ場のため広い駐車場があり、ここから歩いて登山口まで行くこともできましたが、もう少し上まで車で行けるという経験者の情報を信じ、「大丈夫か?大丈夫か?」と言いながら舗装はされているが、木の枝や石が散乱している細い山道を進むこと20分。急に視界が開け、貝月山避難小屋前の登山口に到着。小一時間ショートカットすることができました。

ブナ、クロモジなどの広葉樹がメインの明るい林の中、歩きやすい登山道を快適にゆっくり歩いていく。所々に急な崖があり足元注意が必要ですが岩場や急登がほとんどなく、ウツギの可憐なピンク色の花を眺めたり、ウグイスの鳴き声の巧拙を比べたりしながら11時ごろ小貝月山に到着。ここは眺望があまり良くないため長居せずに次の貝月山を目指す。しばらく歩くと眺望がよくなり、伊吹山が大きな山容を表しだす。12時近くに貝月山頂上に到着。ゆっくり休憩後、同じ道を下山しました。 

当日は市街地の最高気温は29度。山中の尾根道では山裾の方から涼しい風が吹き上げてきていて、体感温度は22度ほどだったため下界の暑さにびっくりしました。    (西)

 

 2023年5月2日~4日

     白馬岳 1

GW白馬岳行ってきました。

猿倉荘出発から20分アイゼン装着。今回の核心、白馬尻から30分ピッケル使用で大雪渓へ一歩一歩登り始めました。

今年は雪は軟らかく落石が多発して、私も他のパーティーの方も落々(らーく らーく)と声を掛け合いながら大雪渓を登り、岩屋跡で小休止。予定より時間がかかってしまいました。白馬山荘まではラッセルもあり、また天気も良く残雪期の山旅を楽しみました。

 次なる核心も大雪渓で落石に注意しながら、一歩一歩慎重に下山しました。   (市)

 

 2023年5月3日

  仙ヶ岳~御所平~臼杵ヶ岳周回コース 3

 五月晴れの清々しい日に鈴鹿南部の仙ヶ岳周回ロングコースを歩いていました。

 スタート地点は石水渓キャンプ場(野外施設)から。7:27出発。

 まずは沢沿いにせせらぎを聴きながら南尾根コース進んでいきます。分岐を過ぎると徐々に岩場が出てきます。

ロープやクサリが設置されていてそれにつかまりグングンと標高を上げていきます。

 滝谷不動では岩をくりぬいた中に不動明王石像が。その大きな岩に登るとそこは、なんと眺めの良いことでしょう!

 楽しみにしていた仙の石には10:17到着。早めのペースで来れているので20分程休憩。

 今歩いてきた山々の稜線と、今から辿っていく山々の稜線がグルリと一周全部見えるのがすごいと思いました。

 仙ヶ岳東峰は地味で通過。西峰は10人ほど登山者で賑わっていた。北側を眺めると鎌ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、綿向山と鈴鹿の山々が広がっています。

 岩でゴツゴツした所から50分程歩いていくと、今度は比較的ひらけた御所平という所を通り抜けます。どこか鈴鹿のイブネを思い出させるようなのんびりとした気持ちの良いルートです。今歩いてきた、ギザギザとした稜線が見渡せます。新名神高速道路も、道中ずっと眺められ、車の動きが見えて連休中の渋滞状況がわかっておもしろかったです。

 その後、船岩あたりからまた岩がゴツゴツしてきました。

 臼杵ヶ岳(うすきねがたけ)の展望岩では、間近に新名神を見下ろしながら伊勢湾方面が一望でき素晴らしい。

 ややこしいですが似た名前の臼杵山(うすきやま)を通り、ここからは激下り。急な下りで地面もザレていて木などつかまりながら慎重に下りました。15:05に駐車場に戻りました。

 今回、時期的に花は期待してなかったのですが意外にもシロヤシオが満開でした。他にはアカヤシオ(終わりかけ)、イワカガミ、ツツジ(ピンク、赤)など楽しめました。

 快晴で暑さが心配でしたが、全体的に木陰が多く、思ったより暑くなく歩けて良かったです。

 花と岩場と絶景の、歩きごたえのある楽しいコースでした。  (鎌)

 

 2023年5月3日

   尾張三山 10

GWの初日、快晴。尾張三山(白山、尾張富士、本宮山)と満開のヒトツバタゴ群生地へ行ってきました。尾張三山はそれぞれ山頂に神社があり信仰の山でした。

午前8時、小牧市ふれあいの森駐車場出発。最初の白山頂上には尾張白山社があり、登山の無事を祈願した。次の尾張富士には大宮浅間神社奥宮。裏手からは御嶽山が見ることもできた。

本宮山の山頂には大縣神社奥宮がありました。西側の山麓にある大縣神社には毎年年始参りしているが、奥宮へやっとお参りする事ができて嬉しかった。

尾張富士から本宮山へ行く途中に犬山名物の豆腐田楽と五平餅で腹ごしらえし、ヒトツバタゴ群生地へ寄りました。写真の通り雪を被ったように満開で、青空に白い花、そして花の甘い香りもして、久しぶりに深呼吸をたくさんした。

 この山行計画をしてくださったリーダーさん、一緒に歩いてくださった皆さん、楽しい山行をありがとうございました!   () 

 

 2023年4月23日

   韓国 智異山 5名+5

今回は10年以上前から交流のある韓国の方々と一緒に智異山山行。

422日セントレアから仁川空港へ飛び、車で途中昼食も取ったりしながら、6時間かけて智異山麓の山荘まで行く。道中ツツジが沢山あり、どこも満開で、とても美しい。日本のツツジより赤系統の種類が多く、白はほとんど見なかった。山藤や八重桜も所々見かけ、良い季節に来たと感じた。山荘では韓国の方と食事し交流を深める。

  23日朝、山荘を歩いて出発。5:20白武洞登山口から韓国本土で1番高いチョナン峰山頂目指して「さあ登るよ~。」韓国と日本では時差はないが、日の出は30分程度遅いので、なかなか夜が明けきらない。智異山は国立公園になっており、とても整備されているので、歩き易く標識もしっかりしているので、道迷いもない。木道や木の階段にはタイヤで作ったマットのようなものが敷き詰められているし、木の枝で、頭をぶつけるようなこともない。ここまでするのはすごいなあと感じた。チャントモク待避所までは、急登もなく、カタクリの花がずっと咲いている。青紫のきれいな花と、ミツバツツジもさいていて、登りに疲れるが、花に癒される。ポポッポポッと鳥の鳴き声もリズミカルに聞こえる。2合目あたりで、一人体調に心配の人が大事をとって下山。他のメンバーは元気に進む。しかしチャントモク待機所までは、4.5kmととても長い。それぞれのペースで歩き、チームが二つに分かれる形になった。

 チャントモク待機所は、他の登り口との分岐点になっており、宿泊もできる管理棟もある。当然だがトイレもありきれいだった。

 この日は風が強く、チャントモク待機所の中に入る。中にはステンレスでできた長い調理台のようなものが完備され、各グループが思い思いに調理をしている。さすが韓国、焼き肉をしている人が多く、いい匂いが充満している。ふと気がつくと、なんと若者の多いことか!(日本は高齢者が多いのに・・)仲間がちょっと声をかけると、お肉をくれた。ありがとう。お礼に日本のお菓子を返す。私たちも昼食をとり、遅れている仲間を待つ。

 チャントモク待機所から700mくらい行くと少し険しい所もあり、岩を少しのばったり、岩の間をくぐったりした。登りには気がつかなかったが、岩のトンネルは「通天門」と金字で横に書かれていた。

 山頂は風がなかったのが幸いだった。そして360度パノラマ。やや霞んでいるが、展望を堪能した。人が沢山いて、天王峰(チョンナ峰)と書かれた石標の所で写真を撮るのには、順番待ちで列に並ぶ。皆さん思い思いのポーズで写真撮影をしている。しかし撮影者の方が危険で、あと一歩下がると「落ちるよ!」とハラハラする。下りには、何か所かあった四角い箱が気になり開けて見せてもらう。なんと救急用品が完備されていた。消毒や包帯から酸素、水・非常食まである。展望デッキで休憩したり、チャントモク待機所の外のテラスでは、ラーメンを作ってもらって食べて満足満足!しかしその後の下りが長い長い・・・。歩いても歩いても・・・まだまだ。標識を見るまだあるのかと、がっかりする。登山口まで来た時には、太ももがパンパンにはっていた。時刻は16:00。11時間かかった。結局私は4万歩あるいた。自己最高。明日は筋肉痛間違いなし。  (潤)

 【追記】

 同行の韓国の山友は「韓国ではチリ山は60歳を過ぎたら登らない山と言われている。」と教えてくれた。それに登ったので、ちょっと自信になって嬉しかった。いずれにしても山の仲間のおかげで実現できたことに感謝する。

 

 2023年4月25

   三森山&水晶山 8

落合公園を7時に出発、天気は曇り。めっちゃ雲が地上に近い。降らないで欲しいと願う。

 岩村ダム駐車場に車を止めスタート。登山口の鳥居をくぐり、50分ぐらいで三森神社に到着。その先にある展望台が素晴らしく眺めが良い。ほんの少し登っただけなのに高い山から眺めたような景色に癒された。さすが農村景観日本一。

 三森山までの尾根筋を目的のイワカガミを探しながら歩きましたが、少し早かったみたいです。ピンクの可愛い花が少しと、後は蕾だけです。満開なら綺麗だろう~なと !

 三森山から水晶山への登山道は足にやわらかく気持ちがいい。笹道を進み、水晶山山頂へ。そこからの下山道は急坂であり、リーダーの指示のもと、ゆっくりと降りました。

 登山道は整備され歩きやすく、見るところ満載の山でした。来年こそ満開のイワカガミを狙って行きますよねCLさん。   (井)

 

 2023年4月21

   高屹山下見 2名 + 2

5月の定例山行・高屹山(たかたわやま)の下見に行ってきました。

お天気はまずまずです。国道41号から久々野町久須母の久々野グリーンセンターにナビを合わせ、車を走らせます。

登山口の標識もしっかりとあり、迷うことはなかったのですが、林道に崩落個所があり運転の方が大変でした。登山口からは周回コースを時計回りに進みます。水の無いプチ沢を進み林道に出て、後は少し急な登り。途中に右折岩、ゴリラの背などがあり、楽しませてくれます。

山頂手前のふれあい広場まで上がると素晴らしい展望。御岳山、乗鞍岳、木曽駒ケ岳など360度の大パノラマが見えました。 

ランチ後に山頂へ行き、下山は南回りで下りました。とても見晴らしの良い山でした。

せっかく下見に行ったのですが、5月の定例山行は貝月山に変更になりました。   (井) 

 

 2023年4月16

   笠置山 18名 + 2

恵那市の笠置山に行きました。前日かなりの雨が降り心配でしたが、当日は晴れて風が冷たいながらも良い天気でした。

7:30マイクロバスで春日井を出発。8:45姫栗登山口から入山。前日の雨の影響で滑り安い場所や水溜まりがありましたが、整備されたコースを安全に歩くことができました。途中の記録小屋のトイレのカギが壊れていて出られない!と、ハプニングもありましたが、無事脱出でき事なきを得ました。山頂の笠置神社に到着後、少し山を下りた所の岩に隠れるように蛍光色にこっそり光るヒカリゴケを見ることができました。昼食後、物見岩や富士見岩からの眺望、巨大岩やペトログラフの見学を楽しみながら下山しました。 

 その後、中津川市蛭川に移動し安弘見(あびろみ)神社の杵振り花馬祭りを見学しました。とても盛大なお祭りで振る舞い酒もいただき楽しい一日となりました。     (成)

 

 2023年4月9

   霧訪山 10名 

塩尻の霧訪山に行ってきました。 

 

中央線で青春18きっぷを利用して、みどり湖までの列車旅になります。出発時に1名が遅れましたが特急で追いかけて塩尻で合流できて良かったです。みどり湖駅は住宅地の中の静かな駅です。途中の道路脇につくしが生えていてのどかな感じです。住宅地を抜けると交通量の多い153号の国道になるため注意が必要です。国道をしばらく行くと善知鳥峠の駐車場となり、ここからが登山道になります。

登山口からは幾分急な斜面を、つづら折りの登山道となりますが比較的歩き易い道です。山の斜面を登り切って尾根に出ると、そこからは比較的なだらかな登りになります。途中の大芝山は案内板があるだけで、そのまま通り過ぎてしまいます。大芝山近辺ではカタクリの群生があり、ちらほら咲いていました。

 

大芝山からしばらく下ってからはアップダウンを過ぎて、霧訪山への最後の急な登りになります。直登コースと巻道コースがありますが直登コースを行きます。直登を登り切ると霧訪山になります。

霧訪山からは360度の大パノラマで、御岳山から穂高・槍ヶ岳を始めとした北アルプスの山並み、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスの眺望に感激します。雄大な眺めを堪能しながら、ゆっくりと昼食を取ることが出来ました。 

帰りは同じコースを戻りましたが、帰りの列車に十分間に合う時間で下山できました。帰りの列車では車窓から花桃の満開の景色を眺めることが出来、とても充実した山行になりました。   (足)

 

 2023年4月2

   霧訪山下見  名 

  行きたかった霧訪山へ下見山行で参加しました。

善知鳥峠登山口から山頂まで、急登箇所がいくつかあり

小休止も4回とりました。

 

お花はカタクリとタムシバが咲いていて

 

山頂からは晴天ではありませんでしたが、眺望は素晴らしく癒されました。   (市)

 

 2023年4月2

   中山道 鳥居峠越え 11名 + 1

 鳥居峠を越えて奈良井宿へ、やっと行くことが出来ました。(満足!!)天気がどうなるか心配していましたが、そんな心配が吹き飛んでおまけ付きの大快晴の一日だ。 

6時36分春日井駅発の中央線に乗り、途中の中津川駅で乗り換えスタート駅の薮原駅まで行く。途中の車窓からサクラを堪能。さらに山頂付近がまだ白い御嶽山が「ちらり」と。湧き上がる感動を抑えつつ電車は信濃路を進む。春日井駅を出て2時間40分余りで薮原駅に到着、準備をしてスタートする。スタート時に周りを見れば、外国の団体さんだ。流石「ディスカバリー・ジャパン」だ。信濃路のサクラも満開で我々を迎えてくれる。サアー「頑張っていこう」 「レッツ・ゴー」。 

先ずは薮原宿から見ていこう。静かな街並みに外国人ツアーガイドの声が響く。薮原宿から鳥居峠へ向かう。本日のメインイベントだ。今までに多くの人が行き交った峠、平民・武将・数々の姫君も通ったであろう。中山道を別名「姫街道」とも呼ぶそうです。十四代将軍「徳川家茂」へ嫁いだ「皇女和宮」が有名です。我々はヨィショ、ヨィショと鳥居峠に着きました。途中で御嶽山もしっかり見ました。峠には「明治天皇」が乗り物から降りられた「明治天皇駐蹕所碑」がありました。峠を越え、下りになりました。 

奈良井宿を目指し進みます。今まで上を向いていたメンバーが足元をみています。「どうしたのかな?」と覗けば、「山菜採り」に夢中になっている。真剣に「蕗の薹」採りをしているが、少し遅いようである。

 下りの途中で昼食休憩し奈良井宿に至る。ショッピング、散策などで時間まで各自楽しむ。奈良井宿は中山道の江戸・京都からどちらも34番目の宿場町です。木曽11の宿場町の中では最も標高が高く、難所の鳥居峠を控え多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」と謳われていました。奈良井宿は静かで趣きのある宿場町で自分は好きである。時間は過ぎ、13時32分発の電車に乗り、中津川で乗り換え帰路に着く。この山行(峠越え)で増々次の峠越え山行が楽しみになりました。

    次も行くぞ!!  待ってろ峠。   (T